Archive for the ‘Study/Experience’ Category

Coming Back from the Student Life..

火曜日, 6月 12th, 2007

ご無沙汰もご無沙汰!!
予測はしていたものの、こんなに長くブログを放ってしまってました。
ご心配を下さった方もいらして、嬉しい限りです(号泣)。
学校の集中講座も終了し、日本から着ていた母と叔母も帰国し、なんだかポツーンとなっている今日この頃です。勉強しろよ。って感じなんですがね。。

さて、ブログとしては何から再開するか??

じゃまず勝手ですが、私の学校生活のご報告から始めさせていただくことにします。
やっぱり、毎日決まった時間に朝っぱらから行くところがあるっていうのは、日々なんだかしゃんとしていいですよね~(笑)。私が学校に行っていることを知り、友人達によく聞かれたのは「お弁当作ってるの?」という質問でした。主婦だもんね、そりゃあみんなそう思うでしょう。
最初2週間ほどは、お弁当を持ってゆきました。
途中から学校のスタバで何故か6ドルほどで販売されているランチ(学食ってほどでもないのでしょうが)に目がくらみ、毎日のように買ってしまった時期もあり。ときには外のホットドッグスタンドに列をなし。
近くのスーパーの巨大なサンドイッチをクラスメートと半分個したり。
「ま、学校の電子レンジが汚すぎなんですよ。( ´ー`)」

とりあえず私がホントに学生していたという証拠ってことで、最終日の写真をアップすることにします。


クラスメートたちと。(左端が先生)

約1ヶ月ほどの学生生活はとっても楽しかったです。国籍はバラバラ、クラスメートのほとんどが20代という中で楽しく、テンションも高く、そしてみんなレベルも高い。。半分の子が大学進学を目指しているので、私のレベルは到底彼女達には追いつかなくても、とてもいい刺激になりました。
イタリア人の先生は陽気で、楽しい雰囲気で授業を進めてくれるのですが、忘れものがたまにキズ。。「先生、今度はこれ忘れないでね」って、普通先生が生徒に言うことなんじゃないのか?( ゚д゚)ポカーン ということが多々ありましたが、いっつも手作りのお菓子持ってきてくれるし(笑)、途中に先生の誕生日があってみんなでケーキとプレゼント買ってお祝いしたりと、学校というより一つのサークルか何かにいるような、本当に楽しい時間でした。


隣のクラスの生徒と一緒に。

特に夫には感謝です。私が宿題を黙々と(こう聞くととっても真面目な学生のよう…)やっていて夕飯の準備をすっかり忘れたときや、相手をしてあげられない(子どもか!?)ときは申し訳ない気持ちでいっぱいでした。(気持ちだけね。ウフ。)

現在はプライベートの授業をとっているので、毎日学校に通うよりも比較的時間が操れるので、うっかりすると「やばい、今日なにもしていない…」っていうことになるわけですが、8月の終わりまで気を引き締めて行きたいと思います。(`-´)> ビシッ !
9月からは、大学の単位に移行することのできる授業を単発でとっていこうと思っています。今まではESLの授業で、先生も恐らくESL生徒用に喋っているので聞き取りやすかったのだと思いますが、9月からは大学の授業についてゆけるかどうかが判明する、緊張のスタートであります。。
でも、きっといっぱいいっぱいになっちゃうので、1セメスター(四半期)に1教科のペースでまずは行きたいと思います。英語の勉強も続けなきゃいけないしね。。

“ABUSE” Posters in TTC

土曜日, 5月 12th, 2007

「40%の女性が妊娠が発覚してから虐待を受け始めており、21%の女性が妊娠中にパートナー(夫、ボーイフレンド、同棲相手など)から虐待を受けています。」

とてもショッキングなポスターですよね。
Ernestine’s women’s shelterという、被害を受けた女性を一時的に匿い保護する謂わば「駆け込み寺」が4月16日から行っているキャンペーンのポスターです(4週間のみ)。「女性と子どもが虐待に遭っている–殆どの人が目を背けたくなるような現実を知ってもらいたい」というコンセプトのもと、公共交通機関である地下鉄TTCの車両内やホーム内に貼り出されています。TTCも虐待撲滅運動を手助けしているわけです。

このほかにも以下に紹介する2タイプのABUSE(虐待)ポスターがあります。

[左:子ども] カナダのすべての教室(学校)のそれぞれおよそ3-5人の子どもたちが、自分の母親が虐待を受けていることを証言しています。虐待容疑で逮捕された男性のうち70%は、子どものころに虐待を受けています。

[高齢女性:右] 65歳以上の女性のうち8-10%は虐待を受けた経験があります。虐待を受けたことのある高齢女性のうち25%以上は、家族によって虐待を受けています。

※どのポスターも「知合いやあなた自身が虐待を受けているなら連絡してください。希望がここにあります。」と締めくくっており、思い立ったらすぐアクションを起こせるようになっています。

* * *
これらへの反応はさまざまで、「統計のほんの一部を使って一般に意見を通そうとするのは不公平である」という反論もあるようですが、私の意見は違います。一般の人々に認知されにくい事実と危惧をどう認知してもらうか、知合いなどで虐待を受けている人に手を差し延べてもらえるか、実際に虐待を受けていてもそれが虐待だと気づかない人にどう気づいて身を守ってもらえるか、そういったことが一番大切だと思うので、もしかしたら偏った意見なのかもしれないけど(統計は確認してないけど)現状を少しでも変えていくためには仕方がないのでは?と思っています。

最後に、Ernestine シェルターの fundraising manager(資金調達マネージャー)であるCindy Wagmanのコメントを含んだ記事City Observerを抜粋。
「虐待は肉体的、精神的そして金銭的なものでもあるとWagmanは言う。これらのポスターを通してWagmanは世間の人々に本当の虐待とはどんなものなのか、見てほしかったのだ。」

Full-time ESL started

火曜日, 5月 1st, 2007

4月30日(月)から春の集中コースがスタートしていますが、ハードです。。
何がハードって、レベルが高いので授業についていくのに必死!
9時から3時まで泣きそうになりながらカリカリやってます。。
クラスメートたちは気さくで楽しいのですが(プラス、1人を除いてみんな私より年下。。しかもすごい年下。)、既に大学に願書を出し結果待ちの人が半分以上で、そりゃレベル高いだろう!(私は来年☆) …って気軽に構えていられれば楽なのですが、授業内容も結構 詰め込み詰め込みなので、「必死にやって多くを得るか、気楽に構えて何も得られないか」のどちらかという。。

初級上級2つあるこのコース、申込みにESLの先生の許可もしくはアセスメントテストが必須で、どちらを選んでも、コース開始時に再度、クラス分けテストを受けなければなりません。テストは50以上ある4択問題と、テーマを与えられて書くミニエッセイ(小論文)。
エッセイのテーマは「Should all borders be eliminated between contries? Why? (世界の国境は取り払われるべきか否か?なぜ?)」
迷わず「取り払われるべきではない」を選び、エッセイを書いて提出しました。
しかし、テストが終わった後にクラスメートたちが口々に「取り払われるべきだよね~」と話しているのを聞いてビックリ。「全世界の人たちが一つになって、平和に仲良く暮らせるのがいいよね」と話していて、それまたビックリ。
私が物事を皮肉に捕らえすぎなのか、もしくは現実主義的すぎるのかもしれないけど、『そんなのありえないだろ』と強く心の中で思ってしまった。。

子どもの頃、道端を歩いていて、電信柱や塀に「全世界人類が幸せになりますように」という札が貼ってあるのを見ながら、「そんなのありえない。理想はわかるけど、本気で言っているなら偽善だ」と子どもながらに思っていた記憶があります。世界中には違う民族・人種がいて、違う外見・思考・嗜好・生活・習慣・歴史・信仰・資源などを持っていて、それゆえに差別・排他や覇権欲が起こり争いに発展するわけで、同じ民族内でも争いが起こったりしますよね。しかし何を平和だと感じるかは人それぞれなので、それゆえに違うシステムや平和レベルを持つ国々が存在することで多くの人々には人生に関わる事柄や場所を選択するというチョイスがあるわけですよね(全ての人とはいいませんが)。
今年から学校に通うようになって、自由を求めてカナダに来た、難民として安定の地を求めてきた、という人に沢山出会いました。例えばイラクからカナダに来た人。共産圏からカナダに来た人。選ぶべき、システムなどに違いのある場所があり、「選択ができる」という環境があったのです。環境に関しては、裕福層に限られるのかもしれませんが、イラク人の友人によれば裕福層でもイラクに残ることを選択している人々もいるそうです。

価値観は人それぞれ違う。何を選ぶかもそれぞれ違う。だから、選択肢は多いほうがいい。

みなさんはどう思いますか?
「世界の国境は取り払われるべきか否か?なぜ?」 どう答えますか?


「国境がなかったら」(ネットから拝借)

Volunteer @ Yee Hong Centre

木曜日, 4月 26th, 2007

以前にもちらっと触れましたが、カナダに来てから2ヶ月後くらいから始めた日系の福祉機関でボランティアをはじめてからというもの社会福祉に興味を持ち始め、現在では週に2日間の日系福祉事務所ボランティアの継続と、週に1日の特別養護老人ホームでのボランティアを加えての充実した日々を送っています。

その名前から察していただけるように、ここは中華系の非営利機関です。GTA(Greater Toronto Area=トロント市とその近郊)に4箇所の支所があり、各支所には中華系のみならず様々なバックグラウンドの居住セクションがあります。そのうちの Scarborough Finch スカボローフィンチという支所はCantonese(広東語を話す中国人)が中心ですが、一部が日系人のセクションになっています。
15人ほどいる日系人の中には、カナダで生まれ育ったいわゆる日系2世以降の方と、日本から移民したいわゆる1世の方がおられます。2世以降の方の中には、英語のみの方もおられれば、両方お話しになる方もおられますが、1世の方は基本的に日本語でコミュニケーションをとられるので、日本語を話すワーカーもしくはボランティアが必要となるのです。もちろん昔は英語を使っていらしたのだと思いますが、日本語で話す相手がいれば英語は必要ないですし、また認知症の進行によって日本語のみになっている方もおられます。


私が行っていた支所。以前触れたように、我が家からは遠かったです。。

ボランティアさんたちの仕事は居住者のアクティビティが中心です。介護は資格を持った有給の介護士さんたち(日本人介護士さんはいませんが、一部の広東人介護士さんが片言の日本語が話せたりします)がいるのでおまかせします。分業ということもあるでしょうが、大きな理由は、なまじ手伝うと危険だからということが大きいと思います。ボランティアさんたちは、すでに車椅子に乗っている居住者の方をアクティビティや食堂へお連れしたり、散歩の付き添いをしたり、話を聞いたり、お喋りをしたり、アクティビティの準備をしたりします。また居住者の様子で気づいたことを書きとめ、担当者や介護士・看護師に報告します。またボランティアさんの中でも過去に経験があったり、このセンターのトレーニングを受けている場合は、Feeding フィーディングと呼ばれる、自分で食事をとることが困難な方の補助をすることもあります。

アクティビティは曜日ごとにスケジュールが組まれており、私の通っていた月曜日には午前中に椅子に座ってできる体操とニュース解説の時間があり、午後にはCooking Funという料理の時間があります。クッキングでは中国や日本のお菓子、お惣菜などを作って提供したり、クッキーの飾りつけやお団子を丸めたりするような、居住者が自分で作れそうなものはみんなで衛生用の手袋をして作ります。美味しいものを食べることにやはりみなさん目が無いのか、毎回多くの参加者があります。特に日本のお菓子やお惣菜を作るとみなさん目を細めて喜んでくれるので、お手伝いしている私達もとても幸せな気持ちになります。中には涙される方もおられます。
その他のアクティビティにはブラックジャックやビンゴゲーム、日本の歌、手芸や工作、中華系ならではの太極拳の時間などもあります。

居住者の方の満足度はわかりませんが、センターは日系の方のためにかなり努力をしているようで、TVルームにはケーブルテレビがあり、常に日本の国際放送(我が家にもありますが契約は有料なのです)が流れ、日本語で番組を楽しむことができたり、日本語の週刊新聞も入り、食事も日本食かそうでないもの(大抵中華系)を毎回目でみて選ぶことができます。日本食といっても中華系のスタッフが作るので完全には日本食ではありませんが、頑張っていると思います。(ボランティアさんたちもランチを跨いで1日4時間以上活動の場合は、同じゴハンを無料で貰えます)最近は大学からの日本人実習生(栄養士)さんがキッチンに来ているということで、時々朝ごはんが純日本風(焼鮭、のり、たまご、ごはん、味噌汁、漬物など)の朝ごはんに変身しているようで、好評みたいです。


支所のひとつ

しかし残念なことに、この老人ホームでの活動を、今週の月曜をもって終えることにしました。直接の理由は4月末から始まるESLにフルタイム(月~金曜、9-15時)で通うことになったからですが、そのタームを終えた後も、もっと他の福祉機関もみてみたいと思ったのが大きな理由です。
社会福祉のエリアは大変幅広く、「揺りかごから墓場まで」とよく例えられているようですが、私はまだその中のどのエリアに的を絞るのかを決めていないのです。とはいえ昨年8月から始めたこの特養ホームも週1回ずつしか通っていないのに理解したつもりになっているわけではないのですが。。日本の大学で違う専攻で学んだ私にとって、福祉を学ぶために大学へ行くという選択は完全なメジャーチェンジになるわけで、英語以外にももっともっと勉強が必要だと半ば焦り気味になっている今日この頃。。
せっかく仲良くなれたおじいちゃんおばあちゃんたち、ワーカーさんやボランティアさんたちと今までのように会えなくなるのは寂しいですが、できるだけみなさんの顔を見に時間ができたときには足を運びたいと思っています。
ここで知り合えたみなさん、これからも宜しくお願いします!

Walking in the Bush - Footprints -

土曜日, 4月 21st, 2007


左から右に向かって踏まれています

【問題1】 林の中を歩くうちに、一緒に歩いている犬のものではない、不思議な形の足跡を雪の上に発見!!何の足跡だと思いますか?

↓ ↓ ↓


【回答】 鹿の足跡です!!

【問題2】 では、これは何の足跡でしょう?
↓ ↓ ↓

ネズミです!!

【問題3】 遂に(?)最後の問題!これはなあに?
↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓


『お義母さん』でした~(笑)!!

※お義母さん、ごめんなさい。
(義母もこのブログをちょくちょくチェックしています。。)

Winston Churchill

水曜日, 9月 27th, 2006

Winston Churchill ウィンストン・チャーチル(1874~1965)は元英国首相で第二次世界大戦の折、イギリスを勝利に導いた人物として現代の英国社会でも偉大な人とされています。

関連サイト
All Aboutサイト「心の病気と有名人vol.3 元英国首相チャーチルとうつ病
※ ここでは「うつ病」には触れません。

なんでこんな小難しいことを書こうとしたのか(ここで終ってるけど)というと、最近、チャーチルの銅像を市役所前の広場で見つけたからなのです。なんでイギリス人のおっさんの像がここにあるんじゃ!という人は下の説明を読んでくださいね☆

歴史の時間に習いましたねー。カナダはイギリスのcolony コロニー=植民地だった歴史があり、英国女王(現在はエリザベス二世ですね)をカナダの君主とするCommonwealth of England コモンウェルス・オブ・イングランド 英国連邦自治領国家…何だか小難しい名前ですが、であるわけです。
イギリスの女王はカナダにとっても女王です。これらの英国連邦自治領国家(オーストラリア、ニュージーランド、ジャマイカ、スリランカなど約50カ国)にはそれぞれGovernor-General ガベナー・ジェネラル=総督というものがいて、英国女王の代表としてその権現を委任されています。女王は「君臨すれど統治せず」って、なんだかそのセンテンスだけは私も覚えていますが(笑)。


Michaëlle Jean

ここからは豆知識。
昨年9月27日に、第27代のカナダ総督の就任式がオタワ国会議事堂で行われました。実は、歴史上初めての黒人女性総督の誕生だったのです。名前はMichaëlle Jean ミシェル・ジョン。昨年の就任当時は48歳だから、今年49歳ですね。カリブ海諸国のハイチで生まれ、10歳で家族と共に難民としてケベック州へ移住したのだそうです。大学教授、CBCのブロードキャスターというキャリアの持ち主で、夫・作家、哲学者、映画プロデューサーのジャン・ダニエル・ラフォンド氏との間にハイチから養子縁組した6歳になるマリー・エデンちゃんがいるそうです。
ちなみに彼女の前任であり、1999年に就任したエイドリアン・クラークソン前総督(女性)はやはりカナダ史上初めての中国系カナダ総督でした。彼女もまたジャーナリスト、ブロードキャスター、作家、映画プロデューサーという肩書きを持つ人物で、夫はやはり哲学者・作家だそうです。

『かつて難民であったビジブルマイノリティー=少数民族がカナダの頂点に立つキャリアに就いたという、いかにもカナダならではの歴史的イベントである。少数民族にとっては、明るい未来を示唆する喜ばしいニュースだ。なかでもケベックに在住する約8万のハイチ系の人々が、どれほど晴れがましく歓喜したことか想像にあまりある。』(カナダライフ/カナダのニュースより抜粋)

しかし、この「カナダライフ」でも指摘しているのですが、二人の経歴と状況がすごくよく似ているのは気のせいでしょうかね。。


どういう人だったかという説明ボードも一緒に設置

銅像だけ見るとなんだかイカツイおじちゃんですね。

あれ?


チャーチルさんの頭にカモメが…。しかもフンされてるし…。

I became an Immigrant !!

水曜日, 9月 20th, 2006

ついに~~~!!!この日がやってきました!
カナダに引越してきてから1年4ヶ月、移民申請を提出してからは1年2ヶ月、この間国外に出たらカナダへ戻れる保障はありませんよー、ということで日本へも帰らず、国外旅行もせず(そういえば国内旅行もしてないけど)、働けもせず、大人しくボランティアをして過ごしてきましたが、ついに9月20日、「Visitor (旅行者)」から「Immigrant (移民)」にステイタスが変わりました。あー長かった!


Scarborough Town Court外観


TTCからみたTown Court Building

移民局から「インタビューするのでスポンサー(夫)と共に来てください。それぞれのIDと今まで移民局からあなたに発行された書類を必ず持参してください」というレターを以前に受け取っていたので、夫は会社の休みをとり、9月20日のこの日、指定された場所「Scarborough Town Court スカボロータウンコート」へ向かいました。
アポイントは13時半。時間2分前くらいに到着すると、すでに20組ほどの人々が同じレターを持って待っていました。これで順番に呼ばれるのかと思うと気が遠くなりそうでしたが、そんなこともあろうかと(暇つぶしの)本を持ってきていたので、とにかく椅子に座って本を広げようとした瞬間。

「みなさーん、いっぺんに説明しますから部屋に入ってくださーい」

…そうならそうと最初から言ってよ。。
だったらこんな分厚い本なんて持ってこなかったのに。。

指定された部屋に入るとそこはまるで演説場?は大袈裟ですが、カナダの国旗が2本立つ間には、英国マークの演説台がありました。台の前にズラリと並べられた沢山の椅子のなかのどれかに座るよう指示され、全員が座り終わると、オフィサーと名乗るチャイニーズの女性が出てきて「今日みなさんがここに集まっているのは、移民審査の最終段階にいるということです」と大声で告げました。

全員が移民の証である書類「Confirmation of Permanent Residence」を受取り、内容を確認し、オフィサーに呼ばれた順にインタビューを受けます。そして私達の順番が来ました。この日のために、何を聞かれてもいいように申請書のコピーを何度も読み返したりして、「出会った日は?」とか「つきあって〇年」とか「旅行した場所」とか口裏を揃える練習をしてきました。ついに来た!と緊張気味でオフィサーの前に座った私達に、オフィサーが口を開きました。

オ「あなたの横に座っている男性は、本当にあなたの夫ですか?」
私「はい」
オ「Congratulations!!! (おめでとう!)」
夫「え、それだけ…?」

…。本当にそれだけでした。二人ともパスポートを見せるようには言われたけど、私のステイタスを確認することすらしなかった。何なんだ一体。

オフィサーによれば、この「インタビュー」にパスすると名実共に晴れてカナダ移民となる、つまり今日から働くことも、学ぶことも、自由にできるようになるのだそうです。そう言ってから彼女は、「そうそう、働くにはSINナンバー(Social Insuarance Number)が必要なんだけど、これは移民のステイタスを示すPRカード(Permanent Residence Card)がないと申請できないからね。」と付け加えました。

あれ??
PRカードって、さっき「今日から4~8週間で自宅に届きますからね」って言ってなかった…?ってことは、「名実共に移民です!」なんてウソっぱちじゃん!!

ま、とりあえず移民になれたということで、ご報告でした!!
(これで日本にもやっと帰れます!)


Town Courtに入っているカナダ政府の機関一覧
…を撮ったつもりが、余計なものが写り込んでいます。。

Applying OHIP

月曜日, 7月 24th, 2006

OHIP オーヒップ とはOntario Health Insurance Plan(オンタリオ・ヘルス・インシュアランス・プラン)の略で、オンタリオ州政府による健康保険システムを指しています。日本で言えば国民健康保険になりますが、カバーする度合いが違います。日本は現在保険医療費の3割を国民が負担していますが、OHIP所持者は以下の医療に関しての負担額はゼロです。

  1. 健康診断
  2. 治療に必要な検査
  3. 2年に1度の視力検査
  4. 国で義務付けられた予防注射
  5. 出産、中絶手術、助産婦
  6. 専門医(主治医による紹介が必要)※一部不適用

それ以外に日本と大きく違う点は、歯科治療とリハビリテーション費用には保険が適用されない点ではないでしょうか。


加入者が貰えるOHIPカードはこんなかんじ

加入には条件があり、基本的にオンタリオ州居住者であり1年のうち153日以上同州に居住していること、カナダ国民・永住権保持者・難民指定を受けた者のいずれかに該当する、もしくは3年以上有効の労働ビザ保持者とその扶養家族であることなど、これらの条件を満たさない人は加入できないことになっています。(=ワーキングホリデービザ保持者や短期滞在者は加入不可。)
私は移民申請はしているものの結果待ちの状態で、一見加入が出来無そうに見えます。しかし移民申請書類を提出しており、健康診断を受けて移民局の医療条件をパスしているという証明書(移民局に依頼してレターを発行してもらいます)があればOHIPを申請することができます。

移民局へ電話しメディカルレター送付の依頼を出したのが7月7日、レターがその一週間後に到着したので、早速OHIP申請に行ってきました。


こんなシンプルな入口。ドアはこの奥。

OHIP事務所は州内に幾つかあり、トロントにも幾つかあります。私はダウンタウンにある最寄のCollage × Bayの事務所へ向かいました。Collage駅から向かうと、二つ繋がったビルの(1階)かなり奥の方にあります。二つ目のビルに入ると、「OHIP ↑ 」のような道しるべのサインが頭上に現れます。一番奥まで行くとDollarama ダララマ($1ショップ)ですが、この手前右側に入口があります。

まずはReception(受付)へ並び、申請資格があるか・必要書類が全て揃っているかなどの確認を受けた後、申請用紙と(日本の銀行で貰うような)呼出しNo.の記載された紙を受取ります。私の場合、受付嬢に持参したものを全て見せると、「残念ですけど、観光ビザの方にはOHIPは加入できないんです」と言われ、ビックリして「そんなはずはありません。移民局からOHIPに加入するためにメディカルレターを貰ってからここに来ているんですから。審査が面接を残して全て終了していることも別のレター(既に見せていた)に書いてありますし、カナダに規定の滞在3ヶ月以上は優にクリアしています。移民のステイタスがまだでも、この条件で申請できるはずです。」と食い下がると「上司に聞いてきます…」と奥へ消えていくではありませんか。不安な気持ちで待っていると5分後、戻ってきた彼女が「大変申し訳ありません。申請できます。私は新人なので知識が足りなくて勘違いしていました。用紙に記入して、番号を呼ばれたら今持っている書類を用紙と共に全て提出してください。」と申し訳なさそうに言われました。そんなことだろうと思った。。でもカナダに来てから珍しく間違いを認めて謝る人を見たのでちょっと気分を良くし、「大丈夫ですよ~、私の言い方も判りにくかったかもしれないし。」とかって調子よくまとめてしまいました(^^;)。

貰った用紙に近くにあるカウンターで必要事項を記入し椅子に座って待っていると、電光表示板にNo.と窓口番号が表示され、10ある窓口(この日は6つ開いていました)のうち表示された番号のカウンターへ向かいます。ちなみに今回私が持参したものをリストアップします。

・オンタリオ州発行の自動車免許:現住所確認のため
・パスポートと観光ビザ:カナダに住み始めた日と現在のステイタス(合法的に滞在しているという証明)の確認のため
・移民局レター「(夫の)スポンサー合格通知」「審査が終了し、面接をする部門に書類を送った通知」「メディカルレター」:移民局から移民がほぼ確定しているという証明のため
・カナダで発行されたクレジットカード:本人確認と本人のサインの確認

※ クレジットカードはパスポートがあればいいのかもしれません。私は受付嬢に聞かれてたまたま持っていたので出しましたが、持っていない人は同じサインを使っていればパスポートでもいいと思います。

これらを全て提出し担当者の作業を見守るわけですが、他の担当者は申請者と世間話なんかをしながらのんびり作業していたりするのですが、私の担当の男性は質問は最低限、作業は素早く、でも冷たいわけでもなく丁寧な感じで好感が持てました。窓口にカメラが設置されており、その場で証明写真を撮影し、カードに転写するサインを専用用紙に書き込んで終了です。担当者から受取った紙によると、私の場合OHIP加入は9月25日からできることになり、1年有効のカードが届くことになるようです。通常は有効期限はもっと長いそうですが、現時点でまだ移民ではないため、暫定措置だと思われます。まあ更新に料金がかかるわけではないので全然問題ないのですが。写真も変えられるしね☆


OHIPに関するオンタリオ州のサイト

OHIP Office - Toronto -
777 Bay Street, Suite M212
M5G 2C8
(Intersection of College × Bay Street on Market Level - beside Dollarama)
Monday through Friday
8:30 am - 5:00 pm

Toronto Trek 20 - 1 -

日曜日, 7月 9th, 2006

7月7日~9日の3日間、トロントにあるホテル Doubletree International Plaza Hotel にて開かれていたToronto Trek 20 (通称TT20)へ夫と共に行ってきました!


会場となったDoubletree International Plaza Hotel

名前から想像できる方は想像できるかもしれませんが、あの有名なSF「Star Trekシリーズ」からネーミングされたこのイベント、カナダ内で行われるサイエンスフィクション(主にドラマの分野)の祭典のうちかなり大規模なものに入るとのこと、タイトルの通り今年で20回目を迎えます。

私は確かにカナダに越してきてから(Star Trekに関しては日本にいるときから吹き替えで観ていました^^;)サイエンスフィクションドラマをメインに扱っているチャンネル「Space Channel」の虜になっているわけですが、まさか自分がこういった類の集まりに行くことになるとは夢にも思っていませんでした。。よくテレビで登場人物と同じコスチュームを着たり小道具を持ったりしたファンが映されるたび、世界が違うと思っていたのです。

ところが5日ほど前に夫がインターネットからこのイベント情報を見つけてきて、早速私に電話を掛けてきました。最初は「えー、私そういうのに行くほどのファンじゃないのに~」とかなんとか言っていたのですが、「ゲストにダニエルとロミが来るよ」と言われた瞬間、「あ、行く行く」と即答していました。。


Michael Shanks / Lexa Doig

「ダニエル」とは、大好きなSFドラマ「Star Gate SG-1 (日本語のサイトはこちら)」に出てくるメインキャラクター、Dr. Daniel Jackson ドクター・ダニエル・ジャクソン です。演じるMichael Shanks マイケル・シャンクス は甘いマスクと端正な顔立ち(^^)そして知的な瞳(言いすぎ?)で、彼をブラウン管に観たその瞬間から私のBrad Pitt ブラッド・ピット 熱はたちまちどこかへ消えてしまったほど…。
そして「ロミ」とは、同じくSFドラマ「Andromeda アンドロメダ(日本語のサイトはこちら)」のメインキャラクター、A.I.のRommie ロミ です。演じるLexa Doig レクサ・ドグ はモデル出身のカナダ人女優さんで、上に紹介したMichaelの奥さんでもあり、2児の母でもあります。アンドロメダは既にシリーズ完結していますが、ロミ役では華麗なアクションもこなし、夫MichaelのメインワークであるSG-1では、若くして基地の医療チームを率いる責任者 Dr. Ram ドクター・ラム役でも活躍しています(シーズン9から。現在シーズン10を作製中だそうです。)


入場料を払い腕に巻いてもらう

今回こういったイベントは初めででしたが、入場料がコンサート並みに高い!大人$55(前売$48=Sold Out)!!そして俳優のサインを貰うのに$20前後、一緒に写真を撮って貰うのに$15(写真を当日受け取りたい人は$20)!!しかも俳優は何人も来ているので、お目当てが何人かいたら大変な出費ですよね。でも、筋金入りのファンにとってはこの金額は惜しくも何とも無いのでしょうね~。俳優陣に会えるだけでなく、もしかしたら生涯を通して趣味について語り合える仲間と巡り合う可能性だってあります。実際、イベントでしょっちゅう顔を会わせているらしい人たちを沢山見かけました(イベント仲間とでも言うのでしょうか)
。勿論、私は夫がいるだけである意味充分すぎるほどですが(笑)。。

そして会場に一歩入るとそこはなんだか別世界。


映画Fifth Elementよりリールー / Star Wars集団にテレビ取材が。


(左)Star Trekのユニフォームを着ているカップル。普通に道を横断中。
(右)Star Warsより。一緒に写っちゃいました(笑)。

Toronto Trek 20 - 2 - へ続く

Niagara Tour - Icewine Winery -

火曜日, 6月 27th, 2006


車窓から見える葡萄畑。こんな景色があちこちに。

ツアーの目玉、ワイナリー見学です。
この辺りはワイナリーが沢山あるそうですが、バスが停まったのはその中のひとつ「Pillitteri Estates Winery ピリテリ・エステート・ワイナリー」。もともと南イタリアでワインを造っていた一家が第二次世界大戦後カナダに移り住み、葡萄園経営を始めたのが最初だそうです。葡萄農家としてコンクールで様々な賞を獲得し、1993年念願のワイナリーオープンとなりました。


ワイナリー入口正面にて

ツアーにはワインの製造工程の見学とワインのテイスティングが含まれています(ワイナリー自身が行っている見学ツアーを、日系のツアー会社が通訳として介在しツアーとして行っているのが今回のケースだと思います)。テイスティングの際はグラスの持ち方、匂いの嗅ぎ方などを含むテイスティングの仕方を教わりながら、赤・白・アイスワインを試飲します。


ツアーはこんな感じで。 / 広大な葡萄畑


葡萄を搾る機械 / 発酵・熟成用の樽


明るさ・温度・湿度の保たれた樽置場。厳粛な感じ。。


テイスティング。その場でワイン購入もできます。

広大な葡萄畑の写真をよく見ていただくと判ると思いますが、木が低い位置に一列に並んでいます。理由が二つあり、収穫が手作業なため摘みやすい高さになっていることが一つ。もう一つは、全ての収穫が終えたあと木を剪定するのに機械を使用するのですが、一列に並んだ木をレールのように跨いで移動するようにこの機械ができているためだそうです。

~Ice Wine アイスワインとは~

ナイアガラ(カナダ)の名産でアイスワインというものがあります。甘く、トロピカルフルーツのような薫り高い味わいを持つと言われているデザートワインです。

通常の葡萄の収穫は秋(9~10月)ですが、アイスワインは秋に収穫せず木についたままの葡萄を冬まで育てます。その間、ブドウは凍結・解凍を繰返しながら徐々に水分を失っていきます。12~1月にかけて零下が続くようになり、気温がマイナス8度~10度になった早朝(日中は気温が上がるため)に、自然に凍ったブドウを選びながら一房ずつ手作業で丁寧に収穫し、圧力をかけて一気に絞ります。すると、零下でも凍らない甘みと酸味、香りの凝縮された果汁だけを得ることができるのです。葡萄の成分が凝縮され濃度が高くなったこの果汁を6ヶ月近く(通常のワインの約8倍)かけてステンレススチールの樽(下写真)の中で発酵・熟成させアイスワインが完成します。


ピリテリ・ワイナリーのステンレススチール樽

この非常にかかる手間のうえ、ブドウ一房で僅かスプーン一杯程度(通常のワインの約1/8)しかできないので、アイスワインは大変希少性の高いワインとなっています。

アイスワインを作る鍵は、夏と冬の寒暖の差だといわれています。アイスワイン用のブドウを育てるのには、非常に暑い夏と安定した非常に寒い冬が必要です。ドイツやオーストリアでもアイスワインが作られていますが、もともとブドウが凍る温度まで気温が下がる日が少なく、また温暖化の影響によりさらに条件が厳しくなりつつあるようです。
ナイアガラ地域は湖が近い為、夜は風も強く寒さはピークに達するので、アイスワインの産地としてとても適しているということです。


ピリテリ・ワイナリーの葡萄収穫

~ピリテリ・ワイナリーのアイスワイン~

最高品質を保証する厳密なVQA(Vintners Quality Alliance)規格に従って作られています。カナダ産アイスワインはこの規格の印を持つものだけが本物として認められているのだそうです。
12月22日~1月22日の間に手作業で収穫された葡萄で作られたこのアイスワインは、ボトルで5から8年寝かせても風味を損なうことがないとのこと。
値段は375mlボトルで年代やスペシャルなどにより$40~$66、同量でスパークリングアイスワインになると$60~$70。


VIDAL (375ml) / VIDAL (50ml×12本入)
アルコール14%未満 糖度22

Pillitteri Estates Winery ( Map )
1696 Niagara Stone Road
Niagara-on-the-Lake, Ontario, Canada L0S 1J0
Phone: (905) 468-3147

Open: 7days a week
Tour: 12pm and 2pm daily