Archive for the ‘Sadness’ Category

First Veterinary Clinic Experience

日曜日, 4月 5th, 2009

我が家のデブ猫ロミオは、4月10日で5歳になります。(もらってきた日に4歳半と言われたので、単純に半年後を誕生日に設定)
もらう前に各種予防接種を全て済ませていたので、特にいままでVet (獣医)に連れていくこともなかったのですが、先日、私たちにとってはついに初の獣医行きを果たしてしまいました。

それは、金曜日の夜。
(食事中、もしくは食事前の方は、ここから先は読まないほうがいいかも)

夜ゴハンをあげたのですが、いつものようにガッツかないのです。その後、物をとりに寝室に入ったら少し溶けかかったドライフードが数粒床に転がっているのを発見。どうやら夕飯を食べてすぐにもどしたようです。ドライフードをあまり噛まないで飲み込むためか、星型をしているドライフードの形そのままが見てとれたくらい(苦笑)。
様子を見ていると、リッター(トイレ)に行っては力んで力んで、何も出てこずにスゴスゴとリッターから出てくる、ということを1時間以上にわたり何度も何度も繰り返しているのです。本人は床に寝そべっていたのですが、そのうち突然お腹が波打ちだし、それがロミオじゅうに広がっていったと思ったら、大きく口を開け…。食道に入ったばかりっぽいドライフードがソーセージのように連なってポロンと出てきました(ちょっとエイリアンぽくってビックリでした)。
背中をそうっと撫でても体が痛いらしく嫌がって泣くので、もしものことを考え夜も営業している獣医さんをインターネットで探し始めた矢先。ふとロミオのお尻のあたりが尋常じゃない色なのに気づき、夫が尻尾を持ち上げるとそこには…。

脱腸!?

いつもは白っぽいロミオのお尻の穴が赤黒く1センチほども飛び出しているのです!
脱腸したのをほおっておくと、粘膜部分が乾ききってしまったり、床などにこすりつけたり、舐めたりしてバイ菌が入って壊疽してしまうと聞いたことがあったので、慌ててネットでみつけた獣医さんに連絡をとり、夫が説明している間にもロミオの体が波打ち…、また嘔吐。今度のはお昼のウェットフードっぽかったので、このままだと脱水症状 Dehydrationになりかねない、と心配している私の横で、「じゃ今から行きます」と電話口の夫。


VECのウェブサイト

タクシーを手配し、二人とも寝巻姿だったのを慌てて着替えて、車の中でもどしても大丈夫なようにケージに敷いたタオルの上にキッチンペーパーを敷き詰め、ロミオを入れて、タクシーに乗り込み動物病院 Veterinary Emergency Clinic (→ 「動物緊急病院」とまあそのまんまの名前ですが)へひた走り。といっても有難いことに2つ先の駅周辺だったので、10分もせずに到着。


不安そうなロミオ

受付にロミオの猫種(?)や年齢・症状などを告げると、すぐにアシスタントの獣医さんがロビーに来て、ロミオのお尻の状態を観察。脱腸(rectal prolapse)部分が家にいたころの半分ほどの大きさになっており、「戻り始めているから緊急性は少なくなってきたし、今の患者(患イヌ?)が終わるまで待っててね」と言われロビーで待つこと30分。


実際はこの倍の広さを誇るロビー。
具合の悪い動物も伸び伸びと寝転がれそう。

呼ばれたので診察室に行くと、やはりそこで20分待ち。その間にも、悲痛なイヌの鳴き声が聞こえたり、独特の消毒薬の臭いが鼻をつきます。診察台の上のケージをのぞくと、心配そうなロミオはせわしなくキョロキョロ。。

やっと現れた獣医さんはめっちゃ背の高くて、めちゃめちゃ色の白い金髪のお兄さん(おじさん?)。もの凄く独特な英国風の顔をしていて、そのユニークな顔のつくりにじーっと見入ってしまい、先生の言ってることは多分半分くらいしか聞こえていなかったと思います(笑)。あとで夫から聞いたことは、処置として、出っ張った腸を元に戻すということと、浣腸(enema)をして宿便を取り除くということ、そして栄養と水分を補給する点滴(subcutaneous fluid)を打つということでした。


脱腸のしくみ

ロビーには無料のドリンクマシーンが設置してあって、説明書きにしたがってコーヒーやお茶などの専用パックをセットするとできたてが注がれるというもので、待ち時間に飲んだのですが結構美味しかったです。何杯か飲みたい気持ちでしたが、ロビーに私たちしかいないので目立つのも難だし、1杯でやめておきました(苦笑)。。こんなところで日本人な私。
待つこと1時間。やっとまた診察室に呼ばれました。同じ先生がやってきたので、今度こそと気合入れて話を聞くも、先生の顔がどうしても気になり、飛び飛びで聞いたのと夫談を繋ぎ合わせたところ。。

ロミオは終始おとなしくしていたようで、出るものも出てスッキリした様子だったとのこと。出っ張った腸も先生の手と潤滑液で中にもどしてもらって(笑)、今アシスタントさんがお尻を拭いたりキレイにしてくれているのだとか。便を柔らかくして出やすくさせるクリーム状の薬を出すので、1週間は毎日1センチずつ舐めさせて、その後は2日にいっぺんなどにして暫く様子をみましょうとのこと。
「…しかし」と、先生。「便秘解消には体重を落とすのがいちばん自然でいいですよ」と言われ、うなだれる私たち。頑張ってるんですけどね。。デブ猫をお持ちのみなさん、便秘にはご注意を。気がついたら脱腸していたなんてことは結構あり、生死に関わることもあるらしいです。また、便秘でなくとも、コクシジウムという寄生虫が原因で起こることもあるのだそうですよ。

そんなこんなで、そのあとロミオを受取り、お金を支払い、タクシーを呼んでもらって家に着いたのが夜中の1時半。大事に至らずホッとしたけど、しかしやっぱり獣医さん高かった。。急患に$45、問診と検査(たぶん触診だけ)に$92.50、浣腸に$21.50、点滴に$41.40、便秘薬が$29。税金入れて$250近くもしました(号泣)!!
ロミオをもらったとき、月に$50を動物用に貯蓄しておくと、急な出費にも耐えられるわよ~なんて養子縁組仲介者のYさんに言われていて貯蓄してあった5ヶ月分$250が軽々と飛んでいきました(涙)。。でも仕方ない、大事なロミオのためだもんね。

※ 後日談 : Yさんによれば、救急病院だから問診代はもともと高いのだそうです。普通の獣医さんに行けば、もう少しお値段は下回るらしいです。そう聞いてしまうと、救急代は別にとられているだけに、なんだかボラれた気分。。

Veterinary Emergency Clinic (VEC)
- South Clinic -
920 Yonge St. Suite 117
Toronto, ON M4W 3C7
Tel : 416-920-2002

Passion and Aging

木曜日, 10月 16th, 2008


御歳48歳とは思えぬ若さ

久々にサラ・ブライトマン Sarah Brightman の歌を聴いた。
9月の上旬にたまたまテレビでやっていたライブを録画しておいたもので、DVDを売るためのインフォマーシャルとしてプレビューのような形で数曲のみの放送だったのだが、ラッキーだった(当然、宣伝文句の量は半端じゃなく、演奏のほうが少ないくらいだったけど)。

私とサラ(勝手に省略。知り合いではない。)の出会いは、多くの人がそうであろう、彼女の主演ミュージカル『オペラ座の怪人 The Phantom of the Opera』。日本でも、『キャッツ Cats』などにならび劇団四季により上演されているアンドリュー・ロイド・ウェーバー Andrew Lloyd-Webber 作品のひとつだが、主役のクリスティーンを彼女が演じたロンドン・オリジナル・キャスト版のカセットテープ(懐かしい!!)を小学生のときに友人から借りたのが最初だった。その歌声に、怪人も魅了されずにはいられないだろうと、小学生ながら心を強く揺さぶられたものである。(このとき怪人を演じたマイケル・クロフォード Michael Crawford のエキセントリックな奇人怪人っぷりも素晴らしいものだった!)
いつか彼女の立つ『オペラ座の怪人』を実際に劇場で体感したいと想いながら、叶わず大人になってしまったけど(悲)。


アンドリューとサラ。ビューティー&ビースト!?

ちょっと横に逸れるけど、『オペラ座~』は、作曲者のアンドリュー・ロイド・ウェーバーが当時妻だったサラのために書いたもので、NYブロードウェイ俳優協会の反対を押し切ってサラを主役のクリスティーンに決定。(そのせいでサラがトニー賞を逃したとかいろんな話があるみたい) 結果的にサラがアンドリューから離れていって離婚になったけど、アンドリューは怪人の心境を地でいくような感じになってしまったわけよね。。せつないね。本人曰く、「(怪人のアリア「All I Ask of You」は)自分が書いた曲の中で一番美しく、せつなく、ロマンティック」とのこと(アメリカン・アイドル American Idol より)。


聖シュテファン寺院(オーストリア)

今回録画したライブは、今年1月ウィーン ViennaのSt.Stephan’s Cathedral 聖シュテファン寺院で行われたもので、ライトアップされた広い聖堂と細部にわたる美しい装飾を映し出したライブ映像は荘厳でとても素晴らしかった。

もちろん彼女の美しいソプラノは健在だった。しかし超個人的には若干不完全燃焼というか、とくにポップスの曲では抑揚が感じられず、全体的に伝わってこず少し残念。初めて聴いた曲もあったので、これがその曲のスタイルなのかもしれないが、彼女の歌うアリアやミュージカルナンバーなどをCDなどでよく聴いてきた私にとっては、カラダの中から溢れ出るような情熱はどこへ行ったのか?と首を傾げてしまった。感情を冷たくて遠い場所に置いてきてしまったような感じで、寂しくなってしまった。ときには、高音域が続くところではピッチが数ヘルツ下がっていたような気がする。
高音域も特に美しく情緒豊かに、情熱的に歌い上げるのが彼女の得意とするところだと思っているのだけど(彼女の声域は3オクターブ、最高音はE6=真ん中のドがC4。Eはミ。こりゃ高い。)、たぶん聴いた曲がほとんど高音域をカバーするものが多かったせいかもしれない。例えば「オペラ座の怪人」のナンバーからも1曲歌っていたが、低い部分の押しが少なかったので薄く感じてしまった。
確かに、カラオケに行って音域の高いものばっかり歌っていると、本来歌いやすいはずの低音域が不安定になったりするよな~、なーんて、自分と重ねるなんて失礼な話も考えてみたけど。

ま、そうは言っても、教会というものは音がとってもよく響くように作られている(神様の威厳を表すため)ので、そんな中で彼女の目指してきた「ボーカルのない音楽にボーカルを造る」こと、クラシックとロックやポップスなどとの融合(クラシカル・クロスオーバー)などといったことなどを、オーケストラと大合唱とバンドのバックという環境で、恐らく倍音や違う音高が発生したりして、バックサウンドがサラの耳に届くときには若干ズレる可能性なんかもでてくるのかもしれない。もしくは、ボーカルを所謂ボーカルとしてではなく、楽器のひとつとして、もしくは単なる「音」のひとつとして捕らえた演奏であるのであれば、理解できるような気もする。それは必ずしも私の好みではないけどね。
しかし、そんなスゴイ舞台で、デュエットも交え堂々と歌いきったということだけでも、やっぱり素晴らしいんだと思う。観客を見るとみんなコートを着たままで礼拝席に座っているのを見ると、あの中でライトが当たっているとはいえ、寒いだろうなぁ。。


聖ステファン寺院の内部

確かに、彼女を一躍スターダムに押し上げた『オペラ座~』(アンドリュー・ロイド・ウェーバー版)の初演からゆうに20年は経っているわけで、サラの御歳だって今年48歳(2008年現在)になるわけで、年齢とともに声質やスタイルなどアーティストのパフォーマンスが変わるのはよくある話。でもこの年齢だったら「円熟」してくる話は聞くものだけど。。ま、たとえ喉の辺りだけで歌っているように聞こえても、そんなこと言ったらプロに失礼だわな。。
ま、もしかしたら体調でも悪かったのかもしれないしね。(← こういうふうにストレートに思える謙虚な人にならなきゃなぁと思いながらなれずに大人になってしまいました…)

何はともあれ、トリの曲 「Time to Say Good-bye タイム・トゥ・セイ・グッバイ」は、私の大好きなナンバーでもあるけど、今回もウットリさせてもらいました。

大変ステキなことに、このライブについて日本語で書かれている記事を発見。しかもYoutubeによる画像付き!!ぜひ、この荘厳な世界を体験してみてください。
arkanalさんのブログを訪れる
日本ではNHKハイビジョンでの放送だったんですね~。

とかいろいろ書きまくりながら、11月末にトロントで行われる彼女のコンサートのチケット買っちゃった☆ やっぱり好きなのよね。ナマで聴くのが楽しみだ~!!

それにしても。ホントどうでもいいんだけど、サラってレイチェル・レイ Rachel Ray に似てない?二人とも歳を重ねるごとにふくよかになってるし。(グーグル画像検索したら、ぴっちぴちでホットなレイチェルが出てきて、ふくよかなのしか知らなかった私はビックリ…)


Sarah Brightman / Rachel Ray

My Other Blog

火曜日, 8月 26th, 2008

またしてもブログが停まってしまって。。
日本からかえってきてすぐ引越しがあり、そしてすぐトロントの端っこにある大学のESLが始まったので、なんだかバッタバタでしたよ。。久しぶりにやったなぁ、通学時間1時間。。
気づいてみればもうじき9月。だからなのか~、なんだか朝晩エライ寒くなってきたと思ったよ。

さて、学校に行っていたこの2ヶ月間、授業の一環で英語ブログを書かされていました。
2ヶ月間で10記事というタスクだったので大した量じゃないけれど、書ける内容に制限があったので、いい点数を貰うためにも結構必死だったかも。。でも一つ一つにどんな点数が最終的についたのかは知らないんだけどね(苦笑)。

今後も勉強がてらボチボチ英語ブログ続けていくつもりなので、良かったら覗いてみてくださいね。また、Pooh’s BlogからI, Studentに飛ぶリンクをお気に入りブログリスト(右)に残しておくので、この記事が随分と下がりアーカイブ化した後でも、問題なく覗けるハズです。

ブログ「I, Student」はこちら

ちなみに、この新しいブログにあるブログリストの面々は先生(Don)とクラスメートたち。彼らの半数がすでに国へ帰っていきました。。彼らがブログを今後更新するかどうかわからないけど、一緒にハードな2ヶ月間をくぐりぬけた仲間たちなので、このままの形で残しておきたいと思っています。


学校の遠足 : テニス ロジャースカップ(トロント)

クラスメートの中には中国最高峰、北京大学哲学専攻の女の子(Puma = 数少ない「優秀(distinction)」で修了)や、MBAを勉強しにきている私と同い年の韓国人女性(Meggie = 私と同じく「優等」で修了)、今でも仲良しのベネズエラ美人(Maria = 同じく「優等」)とブラジル男児(Rafael = 「優秀」で修了)、東京出身の大学生(Ayana)など年齢も国籍もさまざま。みんな真面目で勉強家、尚且つユーモアもあり、ジョークもとばし、時には真剣に議論し…。とってもいい仲間です。

でも私のブログって結局「食べブログ」の性質は否めないのよね。
「食べ物の写真が見たい人はチエのブログに行くといいよ~」とクラスで先生にまで言われたし。。
だって食べ物って誰も傷つけないし、時には人を幸せな気持ちにさせるし、「百利あって一害なし」だと思いません?で、べつにどこかの宣伝しているわけじゃないし、しなきゃいけないわけじゃないし、いち凡人の私は思ったように(=好き勝手に)書けるというところがまたいいしね~。


クレープ屋さんのパニーニ。また食べたくなってきた…。

そうそう、学校自体は、大学付属のアカデミックESLの一番上のクラスを「優等(honors)」付きで修了しました!イェーイ。修了式まであって、なんだかこんな感覚久しぶりでした。学校のことはまたおいおい記事にしていくとして、とにかく、これで英語テストなしで大学に来年の願書が出せるので、ほっと一段落です。。しかし、もう時期新しい学年がスタートし、たくさんの一年生が行き交うのを見ていて、その中に加われていない自分に気づくと、大学生までの道はなかなか近くはないんだということを実感する日々…。
9月からは週1日と少しペースを落として、ダウンタウンの大学のESLに通う予定です。
がんばれ、わたし!

One Snowy Day

土曜日, 2月 9th, 2008

先日、知人のご主人が急逝され、告別式に出席しました。
本当に突然の、しかも出張中の心臓発作だったということで、
知人はもとより、日本から駆けつけたご主人のご両親も、
悲しみに暮れ、がっくりと肩を落とされていました。
亡くなったご主人はまだ40代、お子さんもいます。
…早すぎる。

告別式では友人など5人のスピーチがあり、参列者の故人との思い出、そして笑顔と涙を誘っていました。(こちらでは故人との楽しかった思い出、故人の素晴らしい人柄についてのエピソードなど思い出を語り合うことが供養とされています)
私は故人と直接の面識は無かったのですが、
祭壇に置かれている故人の素敵な笑顔の写真どおり、
とっても素朴で家族思いのすばらしい方だったのだということがうかがえました。
中でもお嬢さんが(小学生くらいだったと思うのですが)、
「世の中には悪い人が沢山いるのに、どうして私のお父さんなの?」
とスピーチの中でぽつりと言ったときには、心にこみ上げるものがありました。

人間、いつ何がおこるかわからないものですね。
家族想いで働き盛り、スポーツが趣味で健康そのものだったのに、
親より先に逝くなんて、と挨拶に立たれたお父さんはとても小さくみえました。

葬儀の間、外には雪が絶え間なく降り続いていました。

心からご冥福をお祈りします。

Justice - Law & Order

水曜日, 1月 30th, 2008


ファンには馴染み深いオープニング

お気に入りで日頃みているLaw & Order (法と秩序)というTVドラマがあります。ニューヨーク市警本部を舞台にしたアメリカの刑事ドラマです。扱う事件のカテゴリーによってシリーズ化されており、我が家のケーブルテレビの基本パックで観ることができるのは性犯罪・若年被害者などを扱う「Special Victims Unit (= SVU、性犯罪特捜班)」と、通常の殺人事件を扱い、犯人がなぜこの殺人に至ったのかを暴いていく「Criminal Intent (=犯罪意思)」があります。日本でもケーブルかな?放送しているみたいですね。

再放送をほぼ毎日録画しているのですが、今回観た「Criminal Intent」がとても心に残ったので、早速記録することにします。ストーリーと感想なので、つまらないかもしれませんが。。


左からゴーレン刑事、イームス刑事、殺人課キャプテン、地方検事補

☆ Season 5, #9 “SCARED CRAZY”

コンピュータープログラマーで暗闇閉所恐怖症の兄Robbie ロビー (DJ Qualls)と長年共に暮らしてきた妹は、たまたま知り合った精神科医Katrina カトリーナ(Jennifer Van Dyck)を信頼しロビーに紹介、セッションを開始させる。ある日、彼の働くビルの向かいのITオフィスの若いプログラマーが、帰宅途中の地下鉄の階段で何者かが落とした自動販売機に押しつぶされ死亡。被害者の会社に出入りしていた男性がロビーの同僚だったこと、またロビーが殺人のあった晩に被害者を目撃していたことから、NY市警察殺人課の刑事Goren ゴーレン(Vincent D’Onofrio)とEams イームス(Kathryn Erbe)はロビーに聞き込みを続け、様々な物的証拠からロビーを犯人と断定するが、動機はおろか、彼と被害者を結ぶものが何一つ見つからず…。


ロビー役 DJ Qualls / カトリーナ役 Jennifer Van Dyck

(ここからは相当ネタバレになるので、困らない人だけ読んでね~)

ロビーの行動を追っていくうち、鍵が精神科医カトリーナの自宅で行われた2週間に及ぶ「集中治療」にあることを警察は掴んでいく。彼女はかつて軍の研究施設で働いていた過去を持ち、研究内容こそクラシファイド(軍事機密)として公にされていないものの、「兵士が敵の捕虜となり、拷問を受けても口を割らないようにするための、精神操作の実験」だったのは業界の噂で明らかだった。当時の同僚から、彼女が仕事に嫌気がさし軍を退職、学校に戻って精神科医の資格を得、クリニックを開業したことを聞き出した警察は、彼女がまだ軍部と繋がっておりロビーを実験対称にしていると睨み、家宅捜索を実施する。警察が彼女の家から発見したものとは…?

彼女の家の地下で見つけたのは鍵が何個もかかった不可解な扉。開けるとそこは2畳ほどの広さの、窓のない部屋があった。すえた臭いが部屋中に漂い、それを消すべくかけられたと思われるブリーチ(漂白剤)の臭い、そして中央にはパイプ椅子が一つ、天井にはスピーカーが埋め込まれていた。ロビーの「集中治療」はここで行われ、閉暗所恐怖症のロビーを閉込め、部屋の電気を消し、赤ん坊の泣き叫ぶ声が入ったCDをかけ、自分の意思で排泄することも許されないまま拷問の日々を過ごしたロビー。しかし荒療治と信じているロビーは警察の尋問に決して口を割ろうとはしなかった。セッションから開放されて日常に戻ったロビーは、殺人のあった日、被害者の職場にかかっていた音楽と被害者がヘッドフォンで聞いていた音楽のビートがあの赤ん坊のCDと同じだったことで心のスイッチが入り、音楽をとめたい一心で自動販売機を被害者の上に突き落としたのだった。ロビーは犯行時、善悪の区別がつかない状態・精神不安定であった可能性があるということで、自己防衛が適用されるか否かで不透明のままエピソードは終わったが、そのようにロビーの精神状態を極限に追いやった彼女は、殺人ほう助・監禁傷害の罪で逮捕される。


NY市内ロケが多くて有名らしい(写真は他のエピソードより拝借)

☆ 感想とその他

軍部研究施設時代のカトリーナの仕事は、「どのくらいの拷問に兵士は耐えられるのか、耐えた兵士がその後どういった行動をとるのか」について研究することでした。来る日も来る日も兵士を拷問しなければならなかった彼女は、国を守るための仕事で自分は誇りを持っているのだと固く信じることで日々を過ごしていました。しかしその生活自体が彼女にとっては拷問であり、耐えられず軍を退職したのでした。ロビーに出会ったとき、封印していたと思っていた過去の自分がカトリーナの中に甦ります。それはまるでロビーが「集中治療」のあとに音楽を聞いたことがきっかけで不安定になったように(この治療後の不安定期間を「Psychotic Break」と呼ぶようです)、ロビーの治療の過程が、彼女の中で拷問を与えていた記憶とオーバーラップしてしまうのです。ロビーを治療していると必死で信じているカトリーナでしたが、実際自分がロビーに与えていたものは拷問以外の何物でもなかった、その自分の行為がロビーを殺人者にしてしまった。結局彼女は自分でも気づかないうちに軍部時代の自分のゴールに向かって突進していたのです。

ひと昔前、ブレインウォッシュ(洗脳)という言葉が世間を賑わせていましたね。今はあまり聞きませんが。
きっと世界のどこかで(もしかしたらすぐ近くで)こんな研究はまだ続けられていて、こういう形で被害者が出ているのかもしれません。カトリーナは逮捕されたけれど、彼女も被害者だったのです。ロビーも被害者だった。ここで、観ている側は感情的には二人にとても同情し、責められるべきは軍部でありさらにその先の戦争じゃないか!という感覚になるのですが、検察側の弁護士(地方検事補 Assistant District Attorney = A.D.A.)が、「では殺された被害者への正義はどうなるのか」と問いかけます。動機や理由はどうあれ、殺人を引き起こした、それは紛れもない事実なのだと。それが精神の弱さであろうと何であろうと、選択肢はあったはずで、選択ができたはずなのだと。それがJusticeで、それを守るのが警察の仕事なのだと刑事たちに言い放ちます。

世の中ではいろんな凶悪な事件が起こっています。殺人者は血の通った人間であり、そのほとんどに悲しい背景があり、何もないところから突然起こる殺人はもしかしたら殆どないのかもしれません。通り魔だって、恵まれない家庭環境で育ったことで心が歪んでしまい、ほんの小さなことがきっかけとなって彼らを殺人へと駆り立てたりします。それでも、人の命を奪う権利は誰にもないのです。
Law & Order : Climinal Intent は、まるで殺人者側のストーリーを観客が追体験できるかのように犯人が犯行を犯す理由・背景を克明に追っていくので、ときには犯人が持つストーリーに涙することさえあります。しかし大切なのは、その背景を学ぶことであり、正義を曲げることではないのです。この番組はキャストのセリフを通していつもそれを気づかせてくれます。

“Law & Order : Criminal Intent”を検索 - > IMDb
エピソードガイド(英語) -> TV.com

I got a haircut

火曜日, 9月 25th, 2007

ついに…。髪をここトロントで切りました。
日本を離れてからというもの、定期的に里帰りすればカナダで切る必要もないと思っていました。
都内に行きつけの美容室があって、昨年11月に帰ったときにも切ってもらいました。この美容師さんには全てを安心してまかせられるので、かれこれもう7年のお付き合いになります。いつも新鮮に心から満足することができるんです。


美容室のある代官山

しかし。
今は学校があるのと、来年の春に用事があって帰省するのとで今年の秋の帰省は見送ることになり、友人の結婚式も週末に控え、まとまらない髪についに我慢しきれなくなってしまったのです。
思い立ったのは先週末。美容室のアテはなかったけれど、以前のクラスメートから紹介されたことがあったお店(@コリアンタウン)に早速アポを入れました。韓国人だけど日本語を話す美容師さんがいる、ということが安心材料だったように思います。別に日本語を話すというだけで、日本人好みの髪にしてくれる、という保証はどこにもなかったわけですが(笑)。
ま、韓国の人もお洒落さんだし、ストレートパーマはそんなにどこも変わらないだろう、という読みもありましたけどね。


コリアンタウンはこんなところ


道路名の表示も韓国語併記


行きつけの韓国系スーパー「P.A.T.」

こじんまりとした小さなお店だけど、ちょっとお洒落なディスプレイなどがところどころにあり、原宿あたりにありそうなサロンをイメージさせます。お客さんも2~3人まで受けられるそうで、2人の美容師さんが(通常は3人だそう)2人のお客さん相手に忙しそうにお仕事していました。

なるほど話に聞いていたとおり、1人の美容師さん(ソンミさん)は2年前まで京都に4年間暮らしており、日本語学校と美容学校に通っていたそうで、日本語で会話をすることができました。
が、彼女はまだ見習いということで、実際に髪を切ってくれたのはもう1人の女性。スキバサミやかみそりなどを所々に使いながら、とても馴れた手さばきで切っていくのに見とれているうちに、気がついたら物凄く短くなってしまっていました(号泣)。。
ハサミが入る前に、「私の髪は根元に強いクセがあって、乾くとボリュームが出るので実際よりも短く見えるので気をつけてください」ってお願いしたんだけどなぁ。英語が悪かったのかな。いや、日本語でも言って、ソンミさんにも韓国語に通訳してもらったから間違いないと思うんだけど。。でも短くなった!!前髪もそんな感じでバッサリいかれ、久々の『眉前』!!!どこかの子どものようですわ。。


そういや10年前くらいにこんな髪型してたような。。

これで税込み$100ってどうなんでしょう?チップは一応20%乗せてきました。
ストレートパーマは液内部のトリートメント成分の質によって3段階あるとのこと。今回は初めてだったし、一番下のランクでお願いしました。確か他のは$140と$170だった気がします。
コリアン系以外にもいろんなサロンのウェブサイトをみた感じでは、リーズナブルな気がします。ちなみにここ、カットだけだと女性は$25とのこと。

3年ほど昔の写真を持っていって、特に前髪とか雰囲気を伝えようと思ったのですが、夫に見せたら「全然違うね。特に前髪。」と言われる始末。。お店においてある韓国のファッションマガジンも眺めていたのですが、割と日本と、そして私が持っていった写真と傾向が似ている気がしたので勝手に安心していました。。
ま、生きていけないほどではないとは思っていますが。

思い立ったら行動が早いのは私の特徴ではありますが、いいところでもありよくないところでもあり。この性格のせいで 『ドジ』 のレッテルを貼られることもしばしばです。レッテルっていうか、まあ実際のところ 『ドジ』 なんですけどね。

ここコリアンタウンには美容室が無数にあるので、時間と資金のある方はじっくり探してみてもいいかもしれませんね!私は。。形は日本で作ってもらったのをキープして、今度はストレートかけるだけにしようかな(笑)。

Fridge Replacement

月曜日, 9月 24th, 2007

日曜の早朝、カチカチと鳴り続ける不思議な音で目が覚めました。


(またかよ、って感じ?)

冷蔵庫が壊れた。。

キッチンの窓をいつも開け放って寝ている私達は、冷たい風でコーヒーメーカーや高速湯沸し器の金属部分が音を出しているだけなのかと思っていましたが、ま勉強しなきゃいけなかったのでベッドから出てコーヒーを作りにキッチンへ。コーヒーが落ちるのを待ちながら『今日の一日の献立は何にしようかな~』なんて思って冷凍庫を空けたら。。

あれ? 肉がなんだか妙に赤い…。

「融けてる…?」

動いている音はするけど冷たい空気はまったく出ていない!!
恐る恐る冷蔵庫も開けてみると、まだ冷気は辛うじて残っているものの、新しい冷気はまったく出てきていませんでした。
どうやら、「カチカチ」は冷蔵庫のサーモメーターが必死に「温度下げなきゃいけないのに~」って戦っている音だったようです。

トイレにモソっと起きてきた夫はショックで冷蔵庫の前に立ちすくむ私をみて「どうしたの~?」と目をこすりながら近寄ってきました。
「冷蔵庫が上も下も完全に止まってるよ。。」
ブレーカーでも落ちてるんじゃないの~、と言われ確認するも電気はしっかり通っているじゃないですか。ていうか、開けたときに電気ついたよ、って言ってんのに(怒)。

しばらく呆然としていると、トイレを済ませた夫が「ま、しょうがないじゃん。食べ物は捨てちゃえばいいよ」と一言残してベットへ戻ってしまいました。「ダメになっちゃっても気にするな」っていう優しさなのかもしれないけど、そんなん言われても何の助けにもなりゃしない!!!
そりゃ冷蔵庫が壊れたくらいで死にゃしないのは確かですけど、「食糧をダメにしてしまった、買い溜めなきゃよかった」という自責感からはなかなか逃れられないのは主婦の宿命でしょうか。100%私のせいじゃないのも判ってるけど。

それから少し考えて、とりあえず全部調理してしまうことにしました。
ま、もともと冷凍庫に長く眠っていたものにはサヨナラすることにして、最近セールで買った鶏胸肉(こっちはエライ高いんですよ)とか、スライス(アジア系スーパーに行かないと手に入らない)された豚肉1袋分とか。。食べきれないとは(確実に)思うけど、ダメになっていくのをただ待つことはできませんでした。

そんなわけで、すぐに食べたほうがいいものは日曜のうちに食べ、火を入れれば持つものもいくつか作って2日くらい凌げるようにしました。安売りで買ったベーコンも全部電子レンジでクリスピーにして保存したり。真夏じゃなくて良かったー。。
勉強しなきゃいけないのに、そんなんで一日あっという間に過ぎてしまいました(号泣)。ああ、試験もうすぐなのに。

ビル管理担当の人に連絡をしてあったので、翌日夕方に無事取り替えてもらうことができました!!で、最新の新しいのが来るかも☆なんていう私の淡い期待は、全く同じ冷蔵庫が運ばれてきたのを見たときに崩れ落ちたわけですが。。
ま、外食生活に突入せずに済んでよかったわー。


ま、タダで掃除して貰ったと思えばお得かな。

でも何で壊れたんだろう?単なる老朽化?
思い返せば1ヶ月位前、ここら辺一帯で11時~17時の間 電気が落ちるという原因不明のPower Outageがありました。そのときも当然冷蔵庫は止まり冷凍庫内も溶け出してはいたのですが、6時間で復仇したのでまた凍り始めたし特に問題はありませんでした。「多分そのときに何らかのショックが加わったのかもしれない」と係りの人に言われました。

* * プチ物知り講座 * *

借家業の友人によれば、アプライアンス(大抵は冷蔵庫・オーブン付き電気コンロ、ディッシュウォッシャー・洗濯機などを指します)付き物件の冷蔵庫だったら、ダメになった食料や外食生活に突入せざるをえなかった場合の食費は交渉次第で保障してもらえるかもよ、との情報を得ました。
ウチは夫に「1日だけだし」とあっさり却下されてしまいましたが、同じような状態で冷蔵庫交換まで(大家側の都合で)時間がかかった人は、ぜひ交渉してみるといいかもしれませんね。(レストランはレシートを忘れずに!)

Lactose Intolerance - 2 -

火曜日, 7月 31st, 2007

~ 前の記事「Lactose Intolerance - 1 -」の続きです。


※ torment = 苦しめる、困らせる、いじめる

さて、医者にまだ行ってもいない私が、自分が「乳糖不耐症」と信じて疑わなくなった理由と経過を並べたいと思います。
※ お食事中の方などには、表現が適切でないことがありますのでご注意ください。

  1. 昨年 春 : おなかがゆるくなることに気づき、時々食べていたヨーグルトを避け始める。
  2. 今年 年明け頃 : お菓子作りの手伝いをした際に余った牛乳を「飲んじゃいな」って勧められ、その後ひどい症状(上記参照)が現れ、眠れない夜を過ごす。
  3. 今年 その後 : 「じゃあ温めればいいか!」と牛乳でホットココアを作ったら同症状プラス、ガスの排出。家にいるときで本当に良かった。。お湯ココア(美味しくない…)には無反応。「牛乳?」と思い始める。
    ※ この時点では、ガス生産は、食事とともに多量の空気を飲み込んでいるからではないかと自分で勝手に推測(笑)。食事時に気をつけるも(?)状況は変わらず。
  4. その数日後 : さすがに外出先でガスの排出はできるだけ(笑)避けたいので、カフェでも「ラテ」の注文を完全に辞め、牛乳量の比較的少ない「カプチーノ」に変更。
  5. 日系の子育てフリーペーパーにて「乳糖不耐症」の記事を発見。
  6. 豆乳に切り替えるように心がけるも、単体ならまだしも、何かにまざると美味しくない。カフェで豆乳使用で注文するも味がイヤで断念。シリアルもまずいったら!
    ※ ここいらで、日々のコーヒーに入れたり料理に使う量のミルクなどには無反応。むしろ普段から下痢と便秘を繰返す典型的乙女(?)だったため、乳製品の微量摂取に関しては気にしてもいなかった。
  7. 1ヶ月半前 : 久々に買ったハーゲンダッツアイスクリームを楽しんだ後、症状に苦しむ。「牛乳そのもの」のみならず、「乳製品」なのではとやっと気づく。(←遅い。)
    ※ 色々読んでみると、既に発酵しているヨーグルトやチーズなどは分量によっては問題ない人もいるようです。
  8. 痛みと膨張感は何とかこらえても、人の前でおならやげっぷを多発する恐ろしさに負け、乳製品全般を断念。デザートは、牛乳の入っていないシャーベット系を選ぶようにする。ケーキは食べない。カプチーノも飲まない。ここにきて遂に半泣き。
  9. 2週間前 : ひどい症状に襲われ、どう考えてみても朝一番のコーヒーに入れたクリーム(乳脂肪分10%)としか思えない状況に。さすがに号泣。
  10. 1週間半前 : 友人に話したところ、実は彼女は「乳糖不耐症」で、乳糖を分解する「Lactaid」という薬が薬局で買えるので、「乳製品摂取直前に飲むといい」とアドバイスを貰う。
  11. 1週間前 : 2~3週間後を目安として病院に行く決意をし、準備として牛乳絶ちを開始。
  12. 4日前 : アパート主催のBBQ(1人1食無料)にて、今年はなんと食べ放題のソフトクリームサービスがあり、つい「1つだけ」とフラフラ…。夜さめざめと泣くはめに。
  13. 2日前 : 薬局にてLactaid購入。100錠入りで$26(税込)ぅ!? 高い…。

  14. 昨日 : クリーム入りコーヒーを飲む直前にLactaidを3錠、初摂取。その数時間後、すっかり浮かれて錠剤なしでカプチーノを飲み、夜泣く。注意書きをよく読むと、「Swallow or chew 3 tablets just before eating (=食べる直前に錠剤を飲込むか噛み砕いて飲むこと)」って書いてあったよ。。反省。
  15. 我が家の牛乳をLactose Free (=乳糖分解酵素入り)に変更

    市場に出ているもののひとつ

とりあえず財布も盗難にあったことで保険証もないし、仕方がないのでLactaidにお世話になりながら牛乳断ちをできるだけ続けようと思います。

ネットで調べてみたら日本でも結構あるみたいなので、「私も同じ症状が…」という人はぜひリンクをみてみてくださいね。

・ 財団法人山口県予防保健協会 : 乳糖不耐症
・ BANYU : 乳糖不耐症
・ 乳糖不耐症克服Web~牛乳飲んでも下痢しない!~
・ J=MILK : 繰り返し牛乳を飲むことで乳糖不耐症が改善される!?


「良い知らせは、狂牛病ではなかったということだ。
悪い知らせは、君は乳糖不耐症だということだよ。」

Good-bye My Wallet - 1 -

金曜日, 7月 27th, 2007

– 財布が盗まれた! –

友人とカフェに行ったあと財布が無いことに気づき、カフェにも確認したが見つからず、「そういや朝、確実に家で使った」と思って家に帰って必死に探すも見つからず、、。週末中、家中ひっくり返して財布探しをするのかぁと途方にくれていたところ。

クレジット会社からの留守電が入っていることに気づき、折り返しました。

スタッフ : 「本日で高額の買い物されました?」
私 : 「実は財布が見当たらなくて…。カードは全く使っていません」
スタッフ : 「数時間でトータル$700使われているんですよ」
私 : 「700ドルぅ~!?」
(顔面蒼白→卒倒寸前)
スタッフ : 「貴女の普段の使い方(どんなんや!?)から著しく外れているので、既にフリーズしてあります。本日の不正使用された金額は貴女の負担にはなりませんからご安心を」
私 : 「…(ホッと大きく溜め息)」

実はカフェでの支払は私の分が数ドル程度だったためポケットのコインで足り、財布は全く触っていなかったのですが、恐らく椅子にかけたバックから本を取り出した際に落ちたのではないかと踏んでいます。ファイルも入るような大きなバックで、いろんなモノを入れていたし、ピッキング(こちらではポケットじゃなくても「Pick Pocket」と言うそうです)することは困難だったと思います。。


Pick Pocket

カフェはRosedale地区のTTC Rosedale駅の近くにあり、この一帯は物価や不動産が高く治安もいいので「腑に落ちない」と夫に言うと、いいエリアだからこそ犯人は「お金を持っている人がいる、そいつらが落とすかもしれない」と思うんじゃない?と言われました。

さて興味深いのが、「犯人がどこで何を買ってみたのか?」
やはり最初は安全をとって小額から試そうと思ったのか、コンビニでお買物。
使えると思った犯人は大手事務用品店へ行ってPCのソフトを購入。
あちこちで小額利用したあとそしてガソリンを入れて。。
口座凍結前、最後に使われた場所はどうやらミシサガ市。遠く西からはるばるトロントに来ていたんでしょうかね。。

ってことは、「あ、コレもう使えないや~」ってなったらミシサガ市のどこかのゴミ箱にポイですかねぇ。。あの財布、母から貰って、とっても使いやすくて気に入ってたのに!

今回のこの「財布紛失・盗難」で発生した・する作業については、月曜以降の記事で書こうと思います。金融機関と警察は既に終わったけど、発覚したのが金曜日の夜ということもあり、官公庁系は全くお話になりません(涙)。この土日にIDを含めさまざまなカードが不正使用&コピーされてたら。。なんて考えると落ち込んでしまいます。落ち込んだってしょうがないことは判ってるんだけど。

TTC had been Cut in Subway

火曜日, 4月 24th, 2007

月曜の朝、支度をしながらCityTVつけていたら、突然「事故により地下鉄はEglintonとYork Mills間サービスを停止しています」というニュースが聞こえました。あわててTVの前に行くと、夜間工事のスタッフが、引揚げの際に事故に遭い、1人が無くなり、2人が肋骨を折る怪我をしており、警察が現場検証をしているのでこの3駅間地下鉄が不通とのこと。(実際に事故が起きたのはLawrenceの少し南)


通常のトンネル点検の様子(2005年の記事より)


今回の事件の報道より


インタビューを受ける同僚

大抵の私の行き先は最寄り駅Eglintonから南へ行くのだけど、毎週月曜だけは北へ行くのでばっちり停止区間とぶつかっています。シャトルバスが出ているとは言っていたけど、その道路(Yonge Street)は通常でも朝はとても混むし、バスも鮨詰め状態だと予想し、他のルートで行くことに。


TTC Map (一部)

月曜にボランティアをしているYee Hong Centreは自宅からずーっとずーっと北東方面にあります。通常はFinchの駅まで地下鉄で20分ほど行って、東へ行くバスに乗り換えて45分ほど。しかしその地下鉄が途中区間不通なので、Eglinton駅から東へ行って、Leslieという道路をFinchまで北上するバスをチョイス。思ったとおりバスの中はそんなに混んではおらず、座って行けました。そしてFinchとLeslieが交差するところでバスを乗換え、ひたすら東へ。乗換えがスムーズに行かず2時間くらいかかりましたが何とか時間までに辿りつくことができました。

そういや朝駅に向かう際、シャトルバスの通るルート上のバス停で沢山の人が待っていたけど、駅から乗ってくる人がパンク状態でバス停にはバスは停まらず。。横を通るときに「シャトルバスが停まらず、仕事の時間が迫ってきているのにこんなに長く待たされるのでイライラしている」と誰かが何かのインタビューに答えていたけど、こういうときは絶対駅に行ったほうがいいんですよね。っていうか駅はすぐ目の前なのに…と首をかしげる私(笑)。


シャトルバスは鮨詰め(canoe network cnewsより)

そしてこの日一日中地下鉄は復仇せず、帰りも同じく2時間近くかけて家に帰りました。1日の中でバスに4時間乗るっていうのはかなりツライもんだと思い知った次第です。
復仇は水曜日と言われていましたが、翌日火曜日には通常営業に戻り、TTCも「11人の作業員がアスベスト除去作業を終え、彼らを乗せた電車が車庫に戻る際に、作業員用のプラットフォームだかにぶつかり、そのせいで傾いて落ちてきた壁の一部に車両の操縦室にいた作業員が押しつぶされたという事故であった」ことを発表。しかし何が原因でぶつかったのか、避ける方法はなかったのかなど、詳しいことはまだ出ていないようです。亡くなった方は38歳の男性で、この仕事を5年間続けていたのだそう。
ご冥福をお祈りします。