First Veterinary Clinic Experience
日曜日, 4月 5th, 2009我が家のデブ猫ロミオは、4月10日で5歳になります。(もらってきた日に4歳半と言われたので、単純に半年後を誕生日に設定)
もらう前に各種予防接種を全て済ませていたので、特にいままでVet (獣医)に連れていくこともなかったのですが、先日、私たちにとってはついに初の獣医行きを果たしてしまいました。
それは、金曜日の夜。
(食事中、もしくは食事前の方は、ここから先は読まないほうがいいかも)
夜ゴハンをあげたのですが、いつものようにガッツかないのです。その後、物をとりに寝室に入ったら少し溶けかかったドライフードが数粒床に転がっているのを発見。どうやら夕飯を食べてすぐにもどしたようです。ドライフードをあまり噛まないで飲み込むためか、星型をしているドライフードの形そのままが見てとれたくらい(苦笑)。
様子を見ていると、リッター(トイレ)に行っては力んで力んで、何も出てこずにスゴスゴとリッターから出てくる、ということを1時間以上にわたり何度も何度も繰り返しているのです。本人は床に寝そべっていたのですが、そのうち突然お腹が波打ちだし、それがロミオじゅうに広がっていったと思ったら、大きく口を開け…。食道に入ったばかりっぽいドライフードがソーセージのように連なってポロンと出てきました(ちょっとエイリアンぽくってビックリでした)。
背中をそうっと撫でても体が痛いらしく嫌がって泣くので、もしものことを考え夜も営業している獣医さんをインターネットで探し始めた矢先。ふとロミオのお尻のあたりが尋常じゃない色なのに気づき、夫が尻尾を持ち上げるとそこには…。
脱腸!?
いつもは白っぽいロミオのお尻の穴が赤黒く1センチほども飛び出しているのです!
脱腸したのをほおっておくと、粘膜部分が乾ききってしまったり、床などにこすりつけたり、舐めたりしてバイ菌が入って壊疽してしまうと聞いたことがあったので、慌ててネットでみつけた獣医さんに連絡をとり、夫が説明している間にもロミオの体が波打ち…、また嘔吐。今度のはお昼のウェットフードっぽかったので、このままだと脱水症状 Dehydrationになりかねない、と心配している私の横で、「じゃ今から行きます」と電話口の夫。

VECのウェブサイト
タクシーを手配し、二人とも寝巻姿だったのを慌てて着替えて、車の中でもどしても大丈夫なようにケージに敷いたタオルの上にキッチンペーパーを敷き詰め、ロミオを入れて、タクシーに乗り込み動物病院 Veterinary Emergency Clinic (→ 「動物緊急病院」とまあそのまんまの名前ですが)へひた走り。といっても有難いことに2つ先の駅周辺だったので、10分もせずに到着。
不安そうなロミオ
受付にロミオの猫種(?)や年齢・症状などを告げると、すぐにアシスタントの獣医さんがロビーに来て、ロミオのお尻の状態を観察。脱腸(rectal prolapse)部分が家にいたころの半分ほどの大きさになっており、「戻り始めているから緊急性は少なくなってきたし、今の患者(患イヌ?)が終わるまで待っててね」と言われロビーで待つこと30分。
実際はこの倍の広さを誇るロビー。
具合の悪い動物も伸び伸びと寝転がれそう。
呼ばれたので診察室に行くと、やはりそこで20分待ち。その間にも、悲痛なイヌの鳴き声が聞こえたり、独特の消毒薬の臭いが鼻をつきます。診察台の上のケージをのぞくと、心配そうなロミオはせわしなくキョロキョロ。。
やっと現れた獣医さんはめっちゃ背の高くて、めちゃめちゃ色の白い金髪のお兄さん(おじさん?)。もの凄く独特な英国風の顔をしていて、そのユニークな顔のつくりにじーっと見入ってしまい、先生の言ってることは多分半分くらいしか聞こえていなかったと思います(笑)。あとで夫から聞いたことは、処置として、出っ張った腸を元に戻すということと、浣腸(enema)をして宿便を取り除くということ、そして栄養と水分を補給する点滴(subcutaneous fluid)を打つということでした。

脱腸のしくみ
ロビーには無料のドリンクマシーンが設置してあって、説明書きにしたがってコーヒーやお茶などの専用パックをセットするとできたてが注がれるというもので、待ち時間に飲んだのですが結構美味しかったです。何杯か飲みたい気持ちでしたが、ロビーに私たちしかいないので目立つのも難だし、1杯でやめておきました(苦笑)。。こんなところで日本人な私。
待つこと1時間。やっとまた診察室に呼ばれました。同じ先生がやってきたので、今度こそと気合入れて話を聞くも、先生の顔がどうしても気になり、飛び飛びで聞いたのと夫談を繋ぎ合わせたところ。。
ロミオは終始おとなしくしていたようで、出るものも出てスッキリした様子だったとのこと。出っ張った腸も先生の手と潤滑液で中にもどしてもらって(笑)、今アシスタントさんがお尻を拭いたりキレイにしてくれているのだとか。便を柔らかくして出やすくさせるクリーム状の薬を出すので、1週間は毎日1センチずつ舐めさせて、その後は2日にいっぺんなどにして暫く様子をみましょうとのこと。
「…しかし」と、先生。「便秘解消には体重を落とすのがいちばん自然でいいですよ」と言われ、うなだれる私たち。頑張ってるんですけどね。。デブ猫をお持ちのみなさん、便秘にはご注意を。気がついたら脱腸していたなんてことは結構あり、生死に関わることもあるらしいです。また、便秘でなくとも、コクシジウムという寄生虫が原因で起こることもあるのだそうですよ。
そんなこんなで、そのあとロミオを受取り、お金を支払い、タクシーを呼んでもらって家に着いたのが夜中の1時半。大事に至らずホッとしたけど、しかしやっぱり獣医さん高かった。。急患に$45、問診と検査(たぶん触診だけ)に$92.50、浣腸に$21.50、点滴に$41.40、便秘薬が$29。税金入れて$250近くもしました(号泣)!!
ロミオをもらったとき、月に$50を動物用に貯蓄しておくと、急な出費にも耐えられるわよ~なんて養子縁組仲介者のYさんに言われていて貯蓄してあった5ヶ月分$250が軽々と飛んでいきました(涙)。。でも仕方ない、大事なロミオのためだもんね。
※ 後日談 : Yさんによれば、救急病院だから問診代はもともと高いのだそうです。普通の獣医さんに行けば、もう少しお値段は下回るらしいです。そう聞いてしまうと、救急代は別にとられているだけに、なんだかボラれた気分。。
Veterinary Emergency Clinic (VEC)
- South Clinic -
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Tel : 416-920-2002