Total Lunar Eclipse 080221

皆既月食(Total Lunar Eclipse)
皆既月食(Total Eclipse of Moon)とは、地球が太陽と月の間に入るため、地球の影によって月が隠され、欠けて見える現象をさしています。満月の月が徐々に欠けだし、完全に欠けたあとは、太陽からの光が地球によって屈折し影の中に入るので、赤みを帯びた満月が現れます。(一部分が欠けるものを部分月食と呼ぶそうです)

皆既月食のしくみ
空気が澄んでお天気のいい場合は観測しやすいそうで、当日早朝にダウンタウンで起こった大火事の影響を心配する声もあがっていましたが、懸命な消化活動の甲斐もあったのか、2月20日の夜は観測者を歓喜させたのではないかと思うくらい、トロントでは珍しい、とても美しい星空の夜となりました。まるで消化用水が空気中のほこりを全て取り去ったのかと思われるほど、ほんとうにきれいでした。。(日本では観測できなかったようですが、昨年2007年8月の皆既月食を見た方は多いのではないでしょうか。)
私は友人と出かけていたのですが、レストランを出たときにとってもきれいで白く光った満月と、ならんで光るオリオン座を見ることができました。その後カフェに入り、夜9時すぎにカフェを出たときは月は半分に。その後は映画館に入ってしまったので月食の存在をすっかり忘れていましたが、翌日朝のニュースを見ていたら夜から早朝にかけてとても素晴らしい皆既月食が各地で観測できたようで、テレビ画面には美しいオレンジ色の月が映し出されていました。

今回の皆既月食の工程(NASAの月食ページより)
City TVによれば、20:40頃から月が欠け始め、10:20には完全に見えなくなり、「ラディッシュのような、オレンジのような」月をおよそ50分間に渡って眺めることができたのだとか。全工程にかかった時間はおよそ3時間だったそうで、トロントのthe Ontario Science Centre オンタリオサイエンスセンターでは、the Loyal Astronomical Society of Canadaにより鑑賞会が開催され賑わいをみせていたとのこと。

トロントの隣、ミシサガ市で撮影された今回の月食
(CityTV News ウェブサイトより)

昨年8月、トロントにて撮影された皆既月食
(CityTV News ウェブサイトより)
次の皆既月食は2010年12月まで待たなければなりませんが、その前に皆既日食が今年の8月1日、部分月食が8月16日に見られるそうです。全部・部分を問わなければ、多くの場合月食は一年に2度(3度あるときもあればゼロのときもある)、日食は年に必ず2度(たまに4度のときもある)起こるそうです。

美しいけれど怖いくらいな赤。(注:今回のものではありません)

