Archive for 5月, 2007

“ABUSE” Posters in TTC

土曜日, 5月 12th, 2007

「40%の女性が妊娠が発覚してから虐待を受け始めており、21%の女性が妊娠中にパートナー(夫、ボーイフレンド、同棲相手など)から虐待を受けています。」

とてもショッキングなポスターですよね。
Ernestine’s women’s shelterという、被害を受けた女性を一時的に匿い保護する謂わば「駆け込み寺」が4月16日から行っているキャンペーンのポスターです(4週間のみ)。「女性と子どもが虐待に遭っている–殆どの人が目を背けたくなるような現実を知ってもらいたい」というコンセプトのもと、公共交通機関である地下鉄TTCの車両内やホーム内に貼り出されています。TTCも虐待撲滅運動を手助けしているわけです。

このほかにも以下に紹介する2タイプのABUSE(虐待)ポスターがあります。

[左:子ども] カナダのすべての教室(学校)のそれぞれおよそ3-5人の子どもたちが、自分の母親が虐待を受けていることを証言しています。虐待容疑で逮捕された男性のうち70%は、子どものころに虐待を受けています。

[高齢女性:右] 65歳以上の女性のうち8-10%は虐待を受けた経験があります。虐待を受けたことのある高齢女性のうち25%以上は、家族によって虐待を受けています。

※どのポスターも「知合いやあなた自身が虐待を受けているなら連絡してください。希望がここにあります。」と締めくくっており、思い立ったらすぐアクションを起こせるようになっています。

* * *
これらへの反応はさまざまで、「統計のほんの一部を使って一般に意見を通そうとするのは不公平である」という反論もあるようですが、私の意見は違います。一般の人々に認知されにくい事実と危惧をどう認知してもらうか、知合いなどで虐待を受けている人に手を差し延べてもらえるか、実際に虐待を受けていてもそれが虐待だと気づかない人にどう気づいて身を守ってもらえるか、そういったことが一番大切だと思うので、もしかしたら偏った意見なのかもしれないけど(統計は確認してないけど)現状を少しでも変えていくためには仕方がないのでは?と思っています。

最後に、Ernestine シェルターの fundraising manager(資金調達マネージャー)であるCindy Wagmanのコメントを含んだ記事City Observerを抜粋。
「虐待は肉体的、精神的そして金銭的なものでもあるとWagmanは言う。これらのポスターを通してWagmanは世間の人々に本当の虐待とはどんなものなのか、見てほしかったのだ。」

Puppy’s Ears Were..

金曜日, 5月 11th, 2007

大手各社の新聞がホッケーの勝ち負けを一面で大きな写真とともに伝えているのをよそに、同日、The Globe and Mail紙の一面には、とてもショッキングな写真が人々の関心を強く引きました。

Whimpering puppy’s ears were sliced off
- 『クンクンと泣く子犬の両耳は、切り落とされていた』

5月11日、ジャーマンシェパードとロットワイラーの合の子である6ヶ月の子犬AKがアパートのベランダでクンクン泣いているのを、近所の人の通報により駆けつけたオンタリオ州ウィンザー市のHumane Society(動物愛護協会)スタッフが保護しました。
保護されたとき家には誰もおらず、ベランダに放置されたAKは泣きながら血が流れる両耳の部分を引掻いていたそうです。頭を震わせながら耳をこすり、泣いているAKにHS女性スタッフが声をかけると、AKは尻尾をふりはじめ、彼女を舐めたのだとか。
「酷い痛みを抱えていたのだろうに、AKは怒りを全く見せなかった。彼はスゥィートな子のままだったわ」と彼女。そして、耳をカットされたのは、その奇異な姿で人々に脅威を与えるためだと主張しています。切られたのは保護の5日も前のことで、保護されたAKは現在、シェルターにて抗生物質と痛み止めを投与されています。勇気ある人の通報と保護がなかったら、感染症などで命はなかったかもしれません。

AKのオーナーは翌日自主したそうですが、現行の法律ではたとえ捜査中であっても、オーナーが罰金を払えば動物は返される規定だそうです。Humane Societyはこの法律を変えるべく、動物が安全にシェルターに保護されるよう、人々や政治家への呼びかけを続けています。
この件でオーナーの有罪が確定した場合は、2千ドル(=20万円位)の罰金か、6ヶ月の刑務所生活となるそうです。


ロッドワイラーの子犬たち ( ´ー`)

それにしても酷いです。 (( ;゚д゚))アワワワ
どうしてこんなことするんだろう。「人々に脅威を与えるため」に動物を傷つけるなんて考えられません。悲しい事実だけれど、自分のストレスを小さいもの・弱いものにぶつける人はいます。日本でも矢ガモ事件(1993年)とか、いろいろありましたよね。このオーナーもそうだったのでしょうか。
確かに番犬代わりなのか何なのか、大きくて見るからに強そうで恐ろしい姿の犬を飼いたがる人がいるというのはわかります。このオーナーはAKに人々を憎ませたかったのでしょうか。どんな未来をオーナーはAKに望んでいたのでしょう。しかし、このまま保護されずにいたら、次はどんな恐ろしいことがAKを襲ったのかを考えるだけでも怖いです。

AKが保護されて本当に良かった。
どうかこのオーナーがAK引取りを申請しませんように。

※詳しい情報は、上にリンクを張ったHumane SocietyのトップページのNews項目をチェックしてくださいね。

Restaurant - TOKO Bistro and Bar

日曜日, 5月 6th, 2007

韓国料理を食べに行こう!と従弟のMatt マットに誘われて、夫と私とMattの妹のMaureen モリーンと4人で行ったのがココ。レストラン「TOKO」です。
足を踏み入れると、明るくだだっぴろいフロアに席がちょこっとあるというところにまずビックリするわけですが、もとは「the Toronto Hemp Company」があったスペースだということですが、この広さをもてあましているような印象を受けます。立地もダウンタウンでとてもいいしお客さんの開店もいいので、もっと席があればもっと集客を狙えるはずなのですが。

できたてのレストランのようで、ホームページなどもないし、従業員もまだ訓練中のような感じ。確かに従業員同士の会話は韓国語です。ボックス席に通されてみると、すぐ横に回転寿司のベルトコンベアー(全長62mだそうです…)がある、いわゆる「半」日本食レストランでした。ビビンバなんかの韓国料理もあるけど、メニューを見ると、どうみてもメインは寿司やウドンなどの日本食。回転寿司のカウンターの中にはもちろん寿司シェフのような人がずんと立って、ひたすら握ったりネタをカットしたりして仕事をしています。


上の写真は、レストランのレビューサイトCHOWHOTから拝借

レビューによれば、「床を見ればタイルはTim Hortonsだと主張している(=安っぽい)」と手厳しいですが、天ぷらうどんを注文した私は、讃岐うどんっぽい感触と歯ごたえの麺にまず「うん、なかなかやるじゃん(←なんでこんなにエラそうなんだ!?)と一言。ツユも関西風を思わせる透明感。天ぷらが別に来たのが何より嬉しかったです。日本人経営じゃない日本食屋で食べる天ぷらうどんって、大抵天ぷらがうどんに乗ってしばらくしてから運ばれてくるので、「出きっちゃった」感じで好きじゃないんですよね(←じゃあなんで注文するんだ?って話ですよね…)。

で、総合的に言うと、別にまずくもないし、食べた寿司はサーモン握りでネタも乾いていなかったし、うどん好きだし、デザートに食べた抹茶アイスも美味しかったし、メニューのほとんどが$10以下っていうところで「☆2つ半」ってところでしょうかね。
もちろん、従弟たちには「『韓国料理屋』ではない」と説明しました(笑)。

TOKO Bistro and Bar
637 Yonge Street, Toronto, ON
(647) 436-9943
Mon-Sun 11:30 a.m.- 10 p.m.

Restaurant - Tokyo Kitchen

木曜日, 5月 3rd, 2007

日本食レストランにあまり行かないという日本人の人は多いと思いますが、私は結構行くんです。「日本人が経営、もしくはシェフのところだったらいい」という人もいます。そんな人にもそうでない人にもお勧めなのがこのレストラン、「Tokyo Kitchen 東京キッチン」です。
お店の名前だけ聞くといかにも非日本人が経営してそうですよね。これはあくまでも私の経験からですが、「Tokyo」とか「Ichiban」とか、そういう言葉が入っていると、大抵は非日本人の経営のようです。非日本人にとって日本語で覚えやすいコトバがその辺りなんでしょうか。

この日のオーダーはチキンカツとカツカレー(ご存知夫の大好物)。揚げ物はできるだけ外で食べたいおサボリ主婦には、嬉しいお値段とちょうどいいボリュームです。味噌汁とサラダが大抵の料理についてきます。チキンカツは白いゴハンかカリフォルニアロールかが選べます。迷わずカリフォルニアロールに☆

友人が近所に住んでいるので来たのが最初で、そのときは冷し中華を食べました。日本のラーメン屋で食べているような味で、とっても幸せな気持ちになったのを覚えています。それから何度か通ったり、友人の家でランチをする際にテイクアウトでお弁当をオーダーしたりと結構お世話になっています。ここの天ぷらの衣はサクサクアツアツでとても美味しいんですよ~。
従業員の方もいつも誰でもとても感じが良くて、ほっとできる空間です。

Tokyo Kitchen
20 Charles Street East
Toronto, ON M4Y 1T1
416-515-0387
Mon-Fri : 11:45-14:30, 17:30-21:30
Sat : 17:30-21:30 (日曜定休)

Full-time ESL started

火曜日, 5月 1st, 2007

4月30日(月)から春の集中コースがスタートしていますが、ハードです。。
何がハードって、レベルが高いので授業についていくのに必死!
9時から3時まで泣きそうになりながらカリカリやってます。。
クラスメートたちは気さくで楽しいのですが(プラス、1人を除いてみんな私より年下。。しかもすごい年下。)、既に大学に願書を出し結果待ちの人が半分以上で、そりゃレベル高いだろう!(私は来年☆) …って気軽に構えていられれば楽なのですが、授業内容も結構 詰め込み詰め込みなので、「必死にやって多くを得るか、気楽に構えて何も得られないか」のどちらかという。。

初級上級2つあるこのコース、申込みにESLの先生の許可もしくはアセスメントテストが必須で、どちらを選んでも、コース開始時に再度、クラス分けテストを受けなければなりません。テストは50以上ある4択問題と、テーマを与えられて書くミニエッセイ(小論文)。
エッセイのテーマは「Should all borders be eliminated between contries? Why? (世界の国境は取り払われるべきか否か?なぜ?)」
迷わず「取り払われるべきではない」を選び、エッセイを書いて提出しました。
しかし、テストが終わった後にクラスメートたちが口々に「取り払われるべきだよね~」と話しているのを聞いてビックリ。「全世界の人たちが一つになって、平和に仲良く暮らせるのがいいよね」と話していて、それまたビックリ。
私が物事を皮肉に捕らえすぎなのか、もしくは現実主義的すぎるのかもしれないけど、『そんなのありえないだろ』と強く心の中で思ってしまった。。

子どもの頃、道端を歩いていて、電信柱や塀に「全世界人類が幸せになりますように」という札が貼ってあるのを見ながら、「そんなのありえない。理想はわかるけど、本気で言っているなら偽善だ」と子どもながらに思っていた記憶があります。世界中には違う民族・人種がいて、違う外見・思考・嗜好・生活・習慣・歴史・信仰・資源などを持っていて、それゆえに差別・排他や覇権欲が起こり争いに発展するわけで、同じ民族内でも争いが起こったりしますよね。しかし何を平和だと感じるかは人それぞれなので、それゆえに違うシステムや平和レベルを持つ国々が存在することで多くの人々には人生に関わる事柄や場所を選択するというチョイスがあるわけですよね(全ての人とはいいませんが)。
今年から学校に通うようになって、自由を求めてカナダに来た、難民として安定の地を求めてきた、という人に沢山出会いました。例えばイラクからカナダに来た人。共産圏からカナダに来た人。選ぶべき、システムなどに違いのある場所があり、「選択ができる」という環境があったのです。環境に関しては、裕福層に限られるのかもしれませんが、イラク人の友人によれば裕福層でもイラクに残ることを選択している人々もいるそうです。

価値観は人それぞれ違う。何を選ぶかもそれぞれ違う。だから、選択肢は多いほうがいい。

みなさんはどう思いますか?
「世界の国境は取り払われるべきか否か?なぜ?」 どう答えますか?


「国境がなかったら」(ネットから拝借)