Shooting Rampage Again in Montreal

ご存知の方も多いと思いますが、9月13日(水)、Quebec ケベック州 Montreal モントリオール市にある英語学校 Dawson College ドーソンカレッジの2階食堂で銃乱射事件が起こり、女生徒1名(20)死亡、19人が重軽傷を負いました。犯人は警察の狙撃班によって射殺されたと伝えられていましたが、警察に追い詰められた犯人は自分で自分の頭を撃ったということがわかったようです。
犯人はKimveer Gill キンバー・ギル(25歳・男)、インド系カナダ人で、両親と双子の弟と共にモントリオールに住んでいたそうです。
黒いトレンチコートを着てモヒカン刈りといういでたちだった犯人は、校舎に入る前から発砲し始め、徒歩で大学内に侵入、2階にある食堂で無言のまま銃を乱射したのだとか。。

このところ、テレビのニュース番組ではこの話でもちきりです。毎朝お世話になっているCity TVでも、犯人の近所に住む人や、大学の生徒、目撃者などにインタビューをしている様子をしょっちゅうみることができます。
また、男がなぜ犯行に走ったのか?ということを当然マスコミは書き立てるわけですが、そのうちの幾つかに「アメリカ・コロラド州コロンバイン高校で起きた銃乱射事件を題材にしたゲームが好きだった」、「暴力的なビデオゲームに熱中する銃器マニア」、「ゴスロックにもかぶれていた」というものがありました。
犯人の姿は、コロンバイン高校の事件の犯人2人のいでたちにそっくりだったそうです。


Anastasia De Sousa

また、この事件で命を落とした20歳の女子学生 Anastasia De Sousa アナスタシア・デ・サウサ のメモリアルとして、The Anastasia De Sousa Memorial Award Fund (アナスタシア・デ・サウサ記念基金)なるものが設立されたようです。集められた寄付金は、ドーソンカレッジの学生のより良いスクールライフのために使われるのだとか。
ご冥福をお祈りします。

「何の罪も無い前途有望な女子学生が、一人の狂った銃器マニアによって殺された」という見出しをあちこちで見ますが、この25歳の犯人を犯行に駆り立てたものは何だったのでしょうか。まだここまではメディアも新聞も触れてはいませんが、次にとりあげるときには考察してみたいと思います。


事件直後、携帯電話で家族と話す女子学生

事件のトラウマを抱えて通えなくなっている学生も多いと聞いています。ドーソンカレッジでは専門の精神科医が、学生およびその家族と友人・教師および従業員が必要な場合、カウンセリングなどのサポートを行うことを発表しています。実際に銃弾を受けた生徒やその場を目撃した生徒はもちろん、ドーソンの学生達が心に負った傷が少しでも軽くなることを願っています。

カナダでは、1989年に同じくモントリオールの技術学校で女子学生14人が射殺され、容疑者が自殺した事件=École Polytechnique massacre(ポリテクニクカレッジ襲撃)が起こっており、これをきっかけにカナダで銃規制が強化されたそうです。
また、実はモントリオールでは、1992年にもコンコルディア大学で教諭が同僚4人を射殺するという事件=Concordia University massacreが、1997年には移民対象の学校で殺人が起こっています。今回の事件=Dawson College shootingはモントリオールにとって4回目の銃による学校襲撃事件となりました。

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