Remembrance Day

11月11日、この日はRemembrance Day(英霊記念日)となっており、大戦の犠牲者のことを想い、その悲惨な出来事を忘れないようにする日とされています。街中にはシンボルである赤い花(ポピー)のブローチをつけた人を多く見ますし、TVではアナウンサーやリポーターの胸に必ずこのブローチがつけられています(これは局のイメージ問題もあってでしょうね)。また大きなショッピングセンターやグロサリーストアの前では軍服のような制服を着たおじいさんや、ボーイスカウトのような少年少女が箱を手にブローチを売っています。そして当日11時11分から2分間は黙祷の時間とされています。


ポピーブローチ

これはイギリスでも行われていることであり、第一次大戦の停戦協定に署名されたのが11月11日午前5時、休戦協定の発効が午前11時に成されたことに起因しています。1919年、英国ロンドンの新聞に掲載された一人のジャーナリストの手紙が当時の国王の心を打ち、「11日は黙祷を捧げること」と発表されたのだそうです。以来当日は毎年王室や政府関係者が集い、慰霊式典が行われています。ちなみに当時、多くの日系カナダ人たちはカナダ人である証としてこの大戦に参戦しており、バンクーバーのスタンレー広場にはこれらの日系人の記念碑が建てられているそうです。

ブローチを付けるのは恐らく日本で言えば「赤い羽根募金」のようなものだと思います。集まったお金は戦死者家族の会などを中心に各ファウンデーションに分配されるようです。このブローチ、だてに赤い花な訳ではありません。ポピーを使っているのは訳があるようです。
「ポピーの種は地中深くある時は休眠状態だが、塹壕を作ったり軍靴で踏まれることによって地表に出て花をつける。特にフランドル地方Ypres(ベルギー)では、かつてないほどたくさんのポピーが咲いたという。(ブリタニカのサイトから引用)」激戦地となった場所の多くにこのようにポピーが咲いたことと、ポピーの赤が戦争犠牲者の血の色を連想させるということなどでポピーのブローチが使われているようですね。


実際のポピーの花。凄い赤。。

またこの日は国民の休日なのかといえば、実はそうでもないようです。とはいえ官公庁など政府関連は全てお休みではありますが、夫の会社も、私のボランティア先も、元気に営業(?)していました。そういえば日本でも、この日はカナダ大使館はお休みのようですね。

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